前回記事はこちら。
http://ameblo.jp/impactdeepm26/entry-11742784600.html
ところどころ冬の日本海を見ながら西へ進みます。
ただ、秋田を出てすぐに車窓から雪が消えたのは意外でした。
秋田と酒田のほぼ中間にあたる、羽後本荘で途中下車。
ここは加藤夏希と生駒里奈(乃木坂46)の出身地、
すなわち秋田美人の産地です(笑)
横手からここまでは路線バスが1日数本あるので
乗りバスも考えたんですが、18きっぷがあるとどうしても
JRを選択してしまいますね。
この羽後本荘から分岐しているのが、第三セクターの由利高原鉄道。
旧国鉄の矢島線です。
往復するだけでモトが取れる、1100円の
週末限定フリー切符を買って終点の矢島まで往復します。
この車両はテーブル付きのロングシート車両で、
1日1往復ある「おばこ」姿のアテンダントさんが乗務する列車でした。
このアテンダントさんいわく、
やはり旧本荘市で雪がない正月は珍しいとのことでした。
終点の矢島との中間点にある前郷では、
全国的に希少となったタブレット(単線区間の通行票)交換も行われます。
由利高原鉄道では生き残り(≒廃止回避)をかけて、
数年前に一般公募された鉄道ファンの社長が就任。
このタブレット交換も、鉄道ファン(自分も含む)が
写真に収めやすいように配慮していただいたものです。
現在は合併によって全線が由利本荘市内になりましたが、
前郷を過ぎて旧由利郡に入り、路線愛称の
「鳥海山ろく線」らしくなってくると、さすがに雪深くなってきます。
終点の矢島近くになると、アテンダントさんが乗車記念グッズの車内販売。
缶バッジとストラップを購入、
少額ですが増収に貢献させていただきました(笑)
鉄道ファンを積極的に呼び込み増収を図る同様の取り組みは
千葉県のいすみ鉄道が有名ですが、いすみ鉄道には
首都圏から余裕の日帰り圏内という大きな強みがあります。
客観的に見て、日帰り圏内の大都市が皆無のこの地で
同様の取り組みを成功させるのはかなり困難だと思いますが、
鉄道ファンとしてはなんとか頑張っていただきたいものです。
終点の矢島に到着後、駅舎撮影と一服のため外へ。
雪も降っていて寒かったので、数分で駅舎へ戻ると…
駅員さんが、折り返しの列車を待っている乗客(ほぼ全員乗り鉄)に
地元名産のお茶をふるまっていました。
そして、折り返しの列車が発車する時には
駅員さんやアテンダントさんが総出でダンマクを持ってお見送り。
他路線への接続がない盲腸線では、鉄道ファン(乗り鉄)は
終点まで乗ったあと、思い思いに記念撮影などをして
同じメンバーで次の折り返しの列車で帰っていくものです。
その行動パターンを理解した上での、「おもてなし」。
さらに、折り返しは違う車両で運行するサービス。
(元からそのような運用なのかもしれませんが。)
これには感動しちゃいましたね。
【1月4日】
秋田9:50(羽越本線普通)→10:31羽後本荘
羽後本荘10:47(由利高原鉄道・鳥海山ろく線)→11:26矢島
