大嶺祐太。 | 放浪鴎の「ロッ鉄な日々」

放浪鴎の「ロッ鉄な日々」

千葉ロッテマリーンズ、FC町田ゼルビア、鉄道(乗り鉄)が主なブログであります。

八重山商工在学時に甲子園で「ハンカチ王子」「マー君」に次ぐ、大会No.3投手として活躍。
卒業後はソフトバンク入りを熱望するも、ロッテは「素質はNo.1」と言われた大嶺を強行指名。そして入団。

私・放浪鴎が初めて生で彼の投球を見たのは、ルーキーイヤーの4月中旬の日曜日。
その日のマリンは昼=一軍、夜=二軍の親子ゲーム。
一軍の試合中、球場ではしきりに「二軍戦の先発は大嶺」をPR。
それもあってか、一軍試合後もたくさん残っていた観客とともに見た、彼の投球。

ストレートは間違いなく一級品。二軍レベルの打者では、とてもじゃないがついていけない。
それだけ見れば、すぐにでも一軍で二ケタ勝てる逸材。
ただし、変化球はクソ以下の三軍レベル。
それでも数年後には投手陣の柱になると確信した。

その約半月後、一軍ローテ投手(←記憶が正しければ、晋吾。)のプチ故障にGWの過密日程が重なり、早くも一軍デビュー。舞台は西武ドーム。
しかし、変化球はクソ以下の投手。一軍打者にストレート一本待ちされれば、いくら威力があっても確実に打たれる。
炎上するのは分かり切っていた。負ける確率が極めて高い試合なのもわかっていた。
しかし、大器の片鱗は必ず見せてくれるはず。試合当日が楽しみで仕方なかった。

そして当日。初回はまさかの三者凡退。早々に打線の援護もあり、一瞬初先発初勝利の夢を見た。
しかしそんなに甘くはなく、2回裏に一挙5失点。やはりストレートを狙い打たれた。試合にも負けた。
それでも(確か)カブレラからストレート一本勝負で空振り三振を奪うなど、大器の片鱗は十分に見せてくれた。
やはり自分の目は間違ってなかった。そう感じたが…

なんでこんな「残念な子」になってしまったのか。
やはり、入団前から言われていた精神面の弱さが最大の原因だろう。
それに加え、コーチに自分には合わない指導を受け、深みにはまってしまった感じだ。

昨日の大炎上で、ついに二軍降格が決まった。彼を待っているのは浦和での走り込みや投げ込みの日々。
でも、果たしてそれでいいのだろうか。彼の最大の課題は精神面の克服。
今までと同じ練習では、自分の投球が革命的に変わる「何か」を掴まない限り、課題はクリアできないように思う。

一般的に見れば「気のいい人」として好印象を受ける人柄なのだろう。
それに対し、(例えば)ダルビッシュなどは一般的に見れば「生意気なクソガキ」だろう。
しかしプロ野球選手として大成するのは後者。難しいものだ。

もしかしたら彼の長い人生を考えると、早いうちに別の道を歩んだ方が、彼のためになるのではないか。
そんな気すらしてきたが、それでもプロ野球選手として成功を目指すのだろう。
ならば、大嶺は今期絶望の故障をしたものと思って、どこかの寺院にでも修行に出したらどうか。
浦和で練習を続けるより、よほど良い結果が得られる可能性が高いと思うのだが。