歩いていると
おそろいのヘルメットを被った人たちもいた。
防災用ヘルメット?
会社で支給されているのかな?
なんて考えながら自宅マンションへ。
ロビーには管理人さんがいた。
夫婦2人で住み込みの管理人さんだが
どうやら奥さんしか居ないようだ。
揺れは完全におさまっていたが
とても慌てている。
お互い「大丈夫?」と声をかけ合う。
「エレベーターはちゃんと止まっていますか?」
と尋ねてみた。
「止まったけどブザーが鳴りっぱなしで
今止めたところ」
「中に人はいませんでした?」
「大丈夫みたい」
エレベーターの電子表示には
「停止中」と表示されていた。
そこへ住民らしきおじいさんがやってきて
「もう食器棚が倒れてぐちゃぐちゃだよー」
と言う。
管理人さんの部屋(1F)では
それほどではなかったようで驚いていた。
「とりあえず私も部屋へ戻ります」
「気をつけて」と別れ
外階段から自宅8階を目指す。
すぐにまた地震が起こり
壁に側にへばり付いたりしたが
やはり先程の揺れよりは小さい。
途中、周りの見渡してみたら
線路上で
電車が停車していて中の乗客が見えた。
みな落ち着いて座っているようだった。
つづく![]()
