芋ス瑠偉の揶揄~妄想 -14ページ目

このまま、終わってたまるか

DHLでのキャリアを捨てた俺は、4月から地元の金融機関勤めだ。つまり、東京を去るということ。
比較される屈辱、グローバル企業を知らないクズたちにDHLのキャリアを獲得する難しさなど解るはずもない。
ただ、心に誓ったことがある。今に見てろ、自分たちは成功者だと思っているだろうが、残念ながらそうじゃない。本当の成功を掴むのは俺だ。銀行はあくまでキャリアのひとつに過ぎない。私の目的は起業だ。

冬の静けさと雨音

黙ってソファに寝そべる。気の利いた冗談でも浮かべばいいが、そういう類のものは考えて出てくるものでもない。
時は2009年、冬。今年、秋は在っただろうか。上着の中に汗をかいた、あの頃を秋と呼ぶのか。季節が過ぎるのは早い。気付けば毎日が真冬だ。風景から色が無くなっていくのを見ると、何か物悲しくなる。だが、季節は繰り返すもの。何れ、春が来る。

人の気持ちも同じだ。物悲しく沈んでしまう時期があっても、いつかは春を迎える。だが、物悲しさだけに時間を使っては駄目だ。また生まれ変わる春に向けて、自分を磨くことを忘れるな。

やっと、楽になった。

日中、行き違い(勘違い?)したせいで、帰り道に電話でケンカ。むこうから謝りのメールがきた。小一時間考えて、文章じゃ伝わりきらない、すっきりしないと思い電話をした。


それから、みっちり1時間話して、伝えたかったことを色々言った。まず、今年の夏にあったことを無かったことにはしたくないし、俺は悪い思い出だとは少しも思ってない、ということ。あと、完全に普通の友達には戻りたくない、というより気持ち的に戻れないこと。

こうやって、俺たち二人にあったことを改めて見つめ直すこともこんな機会しかないから話せてよかった。過ちだったかもしれない、でもあのとき間違いなく俺たちは愛し合ってたし、その時間は楽しかった。

それが後に彼女を深く悩ませる原因になったとしても、、だ。

それを二人で確かめ合った。
そして、今もお前のことを忘れることはできないし、連絡を取らなくなってから余計に恋しくなったことも伝えた。