【オラプレックス】と髪のお話し | Shinjuku-Akebonobashi【 美容室inifini】Blog

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新宿曙橋駅前 美容室アンフィニーのスタッフの
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新システムトリートメント導入と同時に
パーマやカラーの際の前、中、後処理に使う薬剤も見直し
新しい処理剤【オラプレックス】を導入しました。

【オラプレックス】のご紹介の前に
まずは髪の構造から・・・

髪の毛はよく「海苔巻き」に例えられます。
髪の芯から順に・・・
かんぴょう=毛髄質(メデュラ)
ご飯=毛皮質(コルテックル)
海苔=毛小皮(キューティクル)


パーマやカラー、縮毛矯正などの薬液のダメージ
ドライヤーやアイロンなどの熱によるダメージ
擦れによる摩擦や紫外線などの日常生活でのダメージで
海苔の部分であるキューティクルが剥がれ
ご飯であるタンパク質が流失することによって更にダメージが悪化します。

パーマやカラーはご飯であるタンパク質の部分に作用し
カールやストレートを形状させたり、カラーの色を付けたりします。
ダメージ等でこのタンパク質が流失してしまうと
パーマのかかりが悪くなったり、持ちが悪くなったり
カラーの色が定着しにくくなったりするのはこの為です。

そこで処理剤を前・中・後に使用し
「栄養補給」として、タンパク質を補う必要があるわけです。

前処理剤はご飯であるコルテックスの部分に
間充物質(アミノ酸、タンパク)を補給・固定し、パーマをかかりを安定させ、
傷んで親水性となってる毛髪を疎水性の状態にし髪本来の性質に戻す働き。

中間処理剤で、残留アルカリを中和させ、
膨潤状態でコルテックスにタンパク質(ケラチン・コラーゲン)を補給。

後処理剤では髪本来のphに戻し、
 コルテックスに間充物質(アミノ酸、タンパク)や
 毛髪細胞膜複合体(CMC)成分の補給による修復
更に擬似キューティクルを作り、髪を親水性から疎水性の状態に戻す。
・・・といった働きがありました。

「栄養補給」をしながらの施術は、ダメージはある程度軽減され
その時はパーマもかかり、色も入りますが
髪はもともと死んでる細胞なので、
一度ダメージを受けた髪は完全には回復しません。
それがパーマの持ちやカラーの安定に関わっていました。


今回アンフィニーで導入した処理剤【オラプレックス】
髪の毛の内部の結合を強化する「耐性」を目的とし
今までの概念とは全くの別のアプローチをする処理剤です。


詳しくお話しすると
毛髪内部のS-S結合のダメージによる「システィン酸」の生成と
タンパク質とキューティクルのダメージ進行をケアする働きをします。
髪のもとになる成分(主にタンパク質)を補充するのではなく、
 壊れた毛髪結合を見つけて再構築し、 ダメージを修復することに特化してします。

わかりやすく言うと
傷んだ髪の状態を「骨折」と例えるなら
その「骨折」を治す効果がある処理剤と言われています。

 傷んでしまって耐性がなくなり、パーマがかかりにくかった髪や
カラーやブリーチを続けてハリコシがなくなった髪
エイジングによるボリュームダウンしてしまう髪
これらの髪の耐性を強化し、
また予防にもつながる次世代の処理剤です。


アメリカをはじめ世界140カ国で使用され
昨年やっと日本でも発売となりましたが
扱ってるディーラーが1社のため
日本の中でもこのオラプレックスを使用するお店は
今の時点では数千軒と言われています。

そんな次世代の処理剤を使ってのパーマやカラー
縮毛矯正、プレミアムトリートメントで
お客様の大切な髪を改善、施術させて頂きたいと考えています。

【オラプレックス】を使用してのパーマ・カラー・縮毛矯正は
各メニューに+1,500円にて施術させて頂きます。