安倍晋三元首相 日本愛国、国防に尽力。その遺志を継ごう。 | 「ぶわっ」

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 日本を取り戻す。

 憲法を改正し自衛隊を明記し日本国は日本人が守る。

 名実ともに日本を主権国家として復興させる。

 

 これが7月8日奈良市大和西大寺駅前において暴漢の凶弾により一命を失った安倍晋三元首相の遺志であることに間違いない。


 その意味では三島由紀夫、田中角栄の愛国、憂国、日本再建、の魂を引き継いだ安倍晋三氏は間違いなく日本を日本として永遠に繁栄させるために死の間際まで戦い抜いた愛国、憂国の政治家であった。
 だがその願いはまだ道半ばである。

 安倍晋三元首相が目指してきた国防力強化に狂乱し反対する敵国工作員のような腐りきった政党や政治家が国会には多い。しかも国防弱体化こそ平和実現の道だと嘘を並べ日本人を世論操作するのはいまだに恨日原理主義の報道犯罪マスゴミだ。
 安倍晋三氏はそれらの政敵と戦い続ける政治家としての一生を貫いた。
 
 いまこの炎暑の夏に、長い参議院選挙活動が結末し今日、7月10日その結果が示される。本来ならば安倍晋三元首相もその結果を同士とともに見守っているはずだった。だがいまはその姿は遺影と成り変わっている。人の命の儚さはかねてより知るところだが、あまりの事態に衝撃の念がまだまだ強いのが正直なところである。
 
 昨夜7月9日大阪有数の繁華街、天神橋六丁目交差点のそば。ようやく空に闇の帳が広がろうとするころ、うだるような暑さの中白いスーツに身を包んだ松川るい候補の選挙遊説隊の選挙カーが到着した。車から入りた松川るい候補はたちまち支援者に取り囲まれた。選挙運動締め切りの午後八時が迫る。

 大阪選挙区の自民党立候補者の松川るい氏がいよいよ選挙カーに上り強いライトに照らされながら最後の選挙演説のマイクを握った。

 演説開始は午後7時45分。長丁場の選挙戦にも関わらず声も涸れていない。よく通る爽やかな声で歩道に参集した支持者へ語りかけた。
 「みなさん自民党はほんとに国民政党なんです。国民政党の意味は誰も取り残さない、誰も切り捨てない。弱肉強食ではないんです。誰もが日本に生まれてよかったと思える。そんな日本を作らせてください」
 「最後に言いたい。防衛力と外交の力で日本を守り抜きます。そのとき本当に必要なことは安倍総理が言い残されたことです。私松川るいはそれを実現していきます。それは憲法改正です。憲法9条に自衛隊を明記して、いまこそ皆さん、日本人は日本は、国民の命も領土も領海も領空も主権も日本が守り抜く、一ミリたりとも譲らない。自分の国は自分で守る日本。これを皆さん世界に発信して行こうではありませんか。これは安倍総理がほんとにやりたかったことなんです。」
 「私が安倍総理に最後にお目にかかったのは6月28日です。大阪富田林へ、私の選挙の応援演説に駆けつけてくださいました。熱い演説をして下さいました。そして最後に私松川るいに安倍総理がおっしゃった言葉は、松川さん一番だよ、一番で当選するんだよ頑張って、と励まして下さいました。それが最後のお別れになるとは思いも、思いもしませんでした。私松川るい、必ずや必ずや、明日の夜八時には、安倍総理に勝利の報告をさせてください」
 と駆けつけた支持者を前に選挙カーの上で涙を噛み締め、声を振り絞り、嗚咽を抑えながら松川るいは、そう絶叫した。

 
 その思いは自民党員や、また松川るい支持者全員の思いだろう。否。政治信条や支持政党を超えて日本の将来を憂い日本を愛する日本人全員の思いに違いない。
 
 今日7月10日は日本の今後を左右する重大な一日となる。

 参院選挙の結果を踏まえて日本人一人ひとりが道半ばにして逝去された安倍元首相の遺志を引き継ぐ決意を固める鎮魂の暑い夏の一夜にしたい。
 
 今日7月10日は天気は快晴の予報だったが天は曇り雨雲が疾走り時折雨も降っている。あまりにも早い稀有の政治家の死を悼むかのように天は慟哭し、国民の深い哀しみが日本列島を覆っている。
 日本だけでなく台湾は国旗を半ば下ろして弔慰を表し世界中が驚きと哀しみに包まれてる。其の意味ではあらためて安倍晋三氏が世界中に影響を与えた国際的政治家、日本の生んだ不世出の政治家であったことがよくわかる。
 
 今もなお日本人に襲いかかる在日日本人どもの恨日利権屋や無知蒙昧な烏合の衆、胡散臭い連中も日本には跳梁跋扈している。だがいかに敵は多くとも我行かん、という強い意志をもって安倍晋三氏は生きぬいた。「日本を取り戻す」という安倍晋三氏の政治目標、強い政治的メッセージは多くの日本人の共感を呼んだ。
 その目標を実現する決意と使命感をもって我々も安倍晋三氏の目指した日本再建の道を進もう。
 その後に続きたい。それは安倍晋三という個人の毀誉褒貶や故人を顕彰するといったこととはまた別のことである。

 
 一つの具体的な提案をしたい。
 毎年終戦の日8月15日には全国戦没者追悼式が行われる。

 この日だけを取ってつけたように戦争の慰霊の日としている。
 だがそれは実質的に大東亜戦争の事実と意味を歪曲しGHQ史観による一方的な日本断罪を宣伝する情報垂れ流しの異常な行事となっている。

 犯罪報道を常態化させている恨日機関、マスゴミの歴史歪曲、日本犯罪史観の嘘宣伝、恨日犯罪報道により大東亜戦争の護国英霊を屈辱し日本主権毀損と日本人無気力工作の恒例行事となっている。
 その悪弊を廃止したい。
 毎年、8月を政府により「日本愛国国防月間」と定めてほしい。
 そこでは大東亜戦争について事実を事実として学ぶ月間としたい。

 連合国とりわけアメリカによるアジア支配や残虐非道な原爆投下、など許すことのできない戦争犯罪をあらためて確認する日々としたい。

 靖国神社はじめ全国の護国神社、陸軍墓地などへのできるだけ多くの国民の清掃奉仕や参拝を通して軍人、民間人など多くの戦没者慰霊の月間とする。

 一方で日本建国以来の歴史や領土について学び、北方領土を不法支配するロシア、竹島を不法支配する韓国への抗議奪還集会を政府主催で行うことも提案する。

 軍事パレードを全国規模で行い、非常事態の全国演習、教育、さらに学校での自衛隊に感謝する心を養い、建国、愛国、国防の重要性を日本国民が再確認する諸行事を行う。

 全国戦没者追悼儀式も「日本愛国、国防意識宣揚」の中に位置づけて日本を守って散華された護国の軍神である日清、日露戦争、大東亜戦争の護国英霊すべての御霊に感謝を捧げる月間にすべきである。

 愛国や国防が国民共通の意識にならない国家は国家として弱体である。このあたりについては稿を改めるべきだがついつい長く書きすぎた。


 国防なくして国家なし。
 国家主権を守るのは自国の軍隊である。

 他国に自分の国の国防を依存しているのは植民地だろう。

 それが当たり前であり常識である。


 最後にいろんな人がいろんなことを言っているが、私が一番思うのは、安倍晋三氏は最後の最後まで国防の重要性を叫び続けた政治家であったということだ。

 憲法改正も「自分の国は自国が守る」という国防という主題の中において実現すべきものである。現代社会においては国防こそが政治の最優先の重要事項であるからだ。