都議会議員選挙を左右した「公明党=創価学会」の存在は軽視できない。 | 「ぶわっ」

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 公明党が東京都議会に議員を初めて一人の議員を当選させたのは昭和30年(1955年)のことである。
 それから10年後に事件は起こった。

 

  「3月15日 - 東京都議会議長選挙をめぐる贈収賄容疑で都議会議員が逮捕される。以降4月16日に現職の議長を含む17名の都議会議員が、別に発覚した許認可に係る贈収賄容疑も合わせて逮捕、起訴される。」
  これはwikipediaの1965年(昭和40年)の項目に記された一行です。
  東京都議会においてとんでもない都議会議員の腐敗事件が起きていた。
  時の首相は佐藤栄作であった。
 
 「自民党議員が17人も逮捕される事態となった大疑獄事件だ。「都議会は狂っている」「汚れた議員、もうご免」(同年4月25日付「毎日」)。都民は激怒した。「腐った都政を立て直せ!」

世論の追及に、お茶を濁し続ける政治屋たち。都議会公明党は解散リコール署名運動に踏み切った。これが引き金となり、都議会は解散した。

そして同年7月の出直し選挙で都議会公明党は、擁立した23人全員が当選。解散前と比べ、得票の伸びは各党を圧し、都議会公明党への都民の期待度を示した。」
(公明党のサイトより)

 昨日の東京都議会選挙における公明党議員の当選者は奇しくも、この昭和40年の都議会議員選挙における23人全員当選とまったく同じ23人全員当選であった。
 
 ただそのことについて今回の都議選の結果におけるコメントで公明党代表の山口那津男氏は一言も触れることはなかった。
 おそらくは山口那津男代表にとっても52年前のこんな都議会における出来事などまったく知らない過去の出来事だったのであろう。

    ただ公明党と東京都議会の関係においてこの1965年の「伏魔殿東京都議会」の議会リコール解散にまで追い込んだ議員の金権腐敗追究こそが公明党の原点であることは言うまでもないことである。
 
   このあたりのことは以下のリンクで御覧ください。
 
  https://www.komei.or.jp/news/detail/20130606_11416
「都議会公明党ものがたり」

https://www.komei.or.jp/news/detail/20130130_10199
「清潔政治」の原点
 
  ただ現在公明党が都議会議員を重視するのは創価学会が宗教邦人として認可されているのは東京都によるものであることからという理由が最大のものであることはよく知られたことである。
  いま日蓮正宗富士大石寺に破門された創価学会はもはや宗教法人の要件を満たしていないのは明白であり東京都はすみやかに創価学会の宗教法人認可を取り消すべきである。これは正論であるがそうなっては大弱りの創価学会=公明党が国政、都政への影響力をもって不正、不当にそのあたりをもみ消しているというのが正直な見方である。
 

  それにしても東京都の行政は誰がどのように決めているのかまったく闇の中で透明性がほとんどない。

 都議会議員の利権行政がまかりとおっている。こうしたいわゆる「東京都伏魔殿体質」は52年まえのリコール署名による解散選挙当時と今もまったく変わっていないということである。

 52年前の都議会はいわゆる宴会政治とか金権腐敗バラマキ行政とか都民不在の利権の巣窟であった。その後も改革が叫ばれながら闇体質は変わっていない。  

 石原慎太郎都知事時代に決まった築地から豊洲への移転の経緯もあれだけ「百条委員会」まで設置して都議会あげて解明の努力がされたのだがいまだに有耶無耶のままである。    小池都知事は都政の透明化を訴えて新都知事に当選した。それでもいまもって都政の闇は晴れないままである。


 
  今回の都議選で都議会自民党大惨敗、小池新党の「都民ファースト」の大勝利という結果になりました。
  この結果をどう見るかはさまざまでしょう。
  そこで「なぜ都議会自民党はこんなに大敗したのか?」ということについて自分の考え方を書いてみます。


  テレビでは各局共通に国政の安倍政権を取り巻く自民党議員の失言やらスキャンダルが原因と報道しています。
   森友学園とか加計学園とか言ってますがそれは マスゴミによる摺り替え犯罪報道です。
   安倍政権をマスゴミはなんとしても破壊して憲法改正を阻止したいんでしょうね。

  いまやマスゴミは民主主義や言論の自由の大義名分のもとに国民世論を操作して選挙結果に大きな影響力を行使する恨日プロパガンダ工作機関と化している。

  今回の都議選でも補助金詐欺をやっている異常な籠池夫妻が都議選の現場で安倍首相を罵倒する様子を放映しつづけている。恨日左翼や恨日国是の在日朝鮮人の日本破壊行動に報道機関として自ら加担する。まさにこれは「犯罪報道」「報道犯罪」である。

 毎日国民はこういう報道を見せられている。意図的に国民を恨日へと煽り続けるマスゴミの暴走を誰も止めることができない。まさにマスゴミによる一億総白痴化ならぬ一億総洗脳状態である。

 このようなマスゴミの都議選への恨日プロパガンダ報道による意図的な介入が都民の投票行動にも影響を与え自民候補の敗北の一因になったことは確かであろう。

   
 でもよく考えてほしいのは小池都知事や小池新党の言ってきたのは小池知事選から一貫してこれまでの都議会自民党のやってきた隠蔽体質、自民党利権政治を打破して都政情報の公開、都政の見える化をやりたい、ということだけです。
 つまり伏魔殿東京都を明るみに出す、都民ファースト(つまり都議会自民党利権政治ファースト)の都政を打破するということだけです。
 小池都知事は今回の選挙にも、自身の都知事選挙にも「国政」をいっさい持ち込んでいません。都議選でマスゴミの煽った反政府、反安倍政権の犯罪報道や「憲法改正反対」など国政を争点にしていたのは共産党や民進党などであった。

 大勝した「都民ファースト」はあくまで都政における自民党の腐敗など都政中心の政策を訴えていた。

 小池都知事も補助金詐欺師の籠池夫妻とか、加計学園への安倍政権の利益供与とかいっさい発言しておりません。
 あくまでも都議会を牛耳ってきた自民党政権の腐敗体質を糾弾していただけです。
 それが都民の支持を得たということです。
 
 ここで今回の自民惨敗、小池新党大勝利の鍵を握ったには公明党の存在です。
 なぜかそれをマスゴミはいっさい言いませんけどね。
 公明党が日和って小池側についたことで小池新党大勝利は選挙の前から確定していました。
 公明党=創価学会=東京都民です。その強い組織票を持つ創価学会系都民が自民党都政を拒否したということです。
 東京都において圧倒的な組織票をもつ公明党が今回の選挙結果を左右した最大の要因です。 
 もちろん浮動票も小池都知事を支持してやみませんでした。
 つまり豊洲への築地移転を決めた石原都政、在日朝鮮人の舛添都政・・・・・これに「おかしい、ダメだ」という小池都知事に都民が圧倒的に共感したということです。
 マスゴミ、テレビこぞって安倍国政の問題を取り上げて都議選における自民大敗北の責任を安倍政権の問題だと「印象操作」していますが都民は石原慎太郎、舛添都知事を支えた都議会自民党の「隠蔽・伏魔殿」を拒否したということです。私はそれが都議会自民党の大敗北の最大の原因だと思います。
 
 マスゴミは都議会選挙の結果を安倍政権打倒に利用する報道犯罪を繰り返しておりそれに騙されている国民も多数いるように思います。
 昔のことを言えば公明党が都議会へ議員を立候補させた昭和三〇年台には公明党は「伏魔殿の都議会を刷新する」という公約で自民党都政を最も攻撃して議席を確保してきました。
 いまや公明党自身が都議会の伏魔殿となっておりますがこの公明党をうまく利用して「都民ファースト」を第一党に当選させた小池都知事の手腕は安倍首相を凌ぐ実力者でいずれは首相になれる器だと思いますね。
 今回の都議会選挙で自民大敗北の原因は反日安倍打倒の左翼マスコミ在日朝鮮人どもの言い募る安倍政権のスキャンダルではありません。
 都議会選挙で公明党組織票を奪われた自民党の当然の帰結です。
 したがってなぜ自民党は負けたかというのは公明党が自民党候補者を応援しなかったということにつきます。同時に自民党の敵となるj小池新党の「都民ファスト」候補に創価学会票が流れるということですから結果は見るまでもありません。
 やはり創価学会の組織票は強いものがあり「都民ファースト」は公明党組織票をすべてゲットしました。
 あまり注目されていませんが今回の選挙で小池都知事は公明党立候補の全ての選挙区へ応援に入っています。同じ公明候補の応援に小池都知事が二回も入っている選挙区もあります。これは凄いことです。
 小池都知事は公明党の組織票をゲットするために完全に公明党とバーターで選挙戦を戦い、さらに公明党の持っている自民党のデータも公明党を使ってゲットしています。
 自民党がこれについて公明党にクレームをつけていますが時遅しです。
 小池新党の無名の新人も公明党=創価学会の固定組織票を得ることで自民党候補を下しています。
 小池新党「都民ファースト」の圧倒的な勝利は公明党=創価学会の組織選挙を小池都知事がうまく利用できたことによる勝利と言っても過言ではありません。 
 その背後になにがあったのかは知りません。
 だがそれまで自公連立都議会だったものをなんと自公分裂をさせて「都民ファースト+公明党」合作を実現させた小池都知事はまさに策士です。

 公明党もそれまでの都議会における自公与党体制を見限り完全に小池都知事側に切り替えた。この判断と決断とが今回の結果を呼び込んだ大きな要因です。

 国政においてもそうですが公明党は政策云々ではなく一貫して「与党第一主義」の政党です。あえて自らが政権第一党になることを求めずつねにキャスチングボートを握ってときの与党の傘に入り続けるというのが公明党の戦略です。コバンザメ戦法です。
 この結果、今回の新しい都議会体制においても公明党の存在感が増しさらに国政においても安倍政権をゆさぶる公明党の存在感が増すことは間違いありません。

 自民党議員は改めて公明党=創価学会を敵に回すことの恐ろしさに恐怖したのではないでしょうか。そこが公明党の付け目でもあるのです。


 果たしてこういう現象は日本にとっていいことなのかどうなのか?
 あらためて公明党・創価学会の動向が気になる時代に入ってきたと思います。
 いままったく姿を見せない池田大作という人物はどこにいて何をしているのか?
 不気味ですね。
 半世紀以上も前に公明党が都議会において糾弾し断行した都議会伏魔殿の金権腐敗政治の破壊と出直し選挙。
 今回小池都知事が掲げた都政、都議会の大改革。
 いずれも腐敗した都政へメスを入れる刷新選挙だった。
 そのいずれにも公明党が大きく関わっている。


 ただ公明党の真意は都民ファーストにあるのか日本ファーストにあるのか?

 あるいは「シナ朝鮮人ファースト」の特亜による日本侵略工作員なのか。

 創価学会守護のために政策は無関係に与党第一主義をとるだけの与党補完政党なのか。
 そのいずれも疑問だらけである。


 国政において憲法改正、またシナ朝鮮への外交など公明党=創価学会の売国的主張に左右されるような事態だけはなんとしても安倍首相、また小池都知事にも避けてもらいたいと念願するものです。
 ただ今回の東京都議会議員選挙においてもっとも実力を示したのは「都民ファーストの会」でもなく小池百合子都知事でもなく「公明党=創価学会」だということを幾重にも深刻に理解すべきである。