阪神淡路大震災と無能総理。 | 「ぶわっ」

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  定期的にメールで読んでいる西村眞悟事務所からの、「時事通信」が、来た。
  阪神淡路大震災の発災から二十年を経た。そのことに、ついての所感だった。
  これを、読んでいて、あの大災害のとき、日本の総理大臣は、誰だったか、思い出した。
  その総理大臣は、まったく、危機対応ができない人物だった。
  次に、東日本大震災が発生した。このときも、無能な総理だった。
  災害より、怖いのは、無能な総理大臣であることを、今日のこの日に、日本人は、さらに、自覚すべきであろうと、思う。
  西村眞悟氏の文章を一部掲載し、危機管理の要諦は、つまるところ、「人」であることを、再認識したい。


●以下、西村眞悟氏の時事通信の一部。

↓「国防は最大の福祉である」 西村眞悟 


「アホな大将、敵(地震)より恐い」
 アメリカ軍が空母インディペンデンスの大阪湾への派遣を申し出ても村山富市総理は拒絶した。
 海上自衛隊の艦艇が救助のために神戸港に入ろうとするのを、神戸市長も村山富市総理も拒絶した。
 
 村山富市は、自分が自衛隊の最高指揮権を持っており、自分が自衛隊の出動を命じて国民の命を救わねばならない立場にあることを知らなかった。
 彼は自衛隊の最高指揮官にして反自衛隊の社会党党首であった。こんな奴、無茶苦茶ではないか。
 従って、自衛隊の被災地での救助救援活動の開始は、異常に遅れた。
 その為に、また、村山が総理でなければ、助かったであろう人が何人亡くなったのであろうか!
 
 以上の通り、アホな大将、敵(地震・火事・台風)より恐い。
 これほど貴重な教訓はない。
 しかし、我が国は、三年十ヶ月目にの東日本大震災の時にも、この教訓を生かせなかった。
 この時も、くるくるパーが総理だった。
 
 いざとなれば、村山富市とかこのくるくるパーよりも、
 生田川の橋の上で水を配っていた男達の方が人様の役に立つ。

4、馬鹿馬鹿しい話
 村山富市総理の地震に関して初動が遅れたことへの公式な言い訳、
 「なにぶん、はじめてのことで、朝もはやかったものですから」は皆知っているので省く。
 
 大地震直後のある時、テレビでニュースを見ていると、神戸市灘区の皇子陸上競技場グランドに陸上自衛隊の大型ヘリCH47チヌークが着陸し、村山富市総理が降り立った。
 そして乗用車に乗りパトカー先導で大勢のマスコミ車両を従えて被災地視察に出発し、
 崩れたビルを廻って、その前でこりゃ大変と深刻そうに眺めていた。
 
 問題は、村山総理の次ぎにCH47から降りてきた人物である。
 化粧をせずにやつれていたが、どう見ても土井たか子衆議院議長としかみえないおばちゃんであった。
 以下は、私との国会での質疑。
 (問)総理はCH47で現地を視察した、これは分かる。
   次ぎに、衆議院議長は、何故、どういう立場で、総理の視察に同行していたのか。
 (答)私の随行員としての立場で同行した。
 (問)三権分立の原則を知らんのか。総理大臣の随行員に衆議委員議長がなれるのか。
 (答)ナシ

 (問)皇子陸上競技場の横には皇子体育館があって遺体安置所になっている。
   何故、総理と衆議院議長は、そこに手を合わせ慰霊しようとはしなかったのか。
 (答)ナシ 
 (但し、質問の直後、衆議院議長よりこの部分の質問を議事録から削除するよう要請があった。当然、拒絶。思うに、土井さんは、自分の選挙区である西宮の犠牲者もおられる遺体安置所を無視したということが記録に残るのがいやだったのだろう。)
 
 それから十年以上後、夜赤坂を歩いていると、
 土井たか子さんではないかと思われるしわだらけの痩せた背の高いおばあちゃんとすれ違う。
 しばらく行って、やはりあれは土井たか子さんではないか、と思い振り返ると、
 むこうのおばあちゃんも振り返ってじーっと私を視ていた。その様子、凄まじかった。

 以上、登場した人物は、いわゆる社会党的考えの者達である。
 その共通項は、「人権・平和・福祉」そして「憲法九条信仰」である。

 しかし、二十年前の危機において明らかなことは、
 彼らこそ、人権も平和も福祉も守ることはできなかったということである。
 そして、三年十ヶ月前の危機においても、このことは再度確認されている。
 また、北朝鮮に拉致された同胞の救出問題において、彼らの偽善性は徹底的に暴露された。
 平素、人権・平和・福祉を叫んでいた彼らこそ、
 北朝鮮に拉致された同胞の人権・平和・福祉に関して冷淡な無視を決め込み、
 反対に犯人である北朝鮮との友好を重視していたことが明らかになったからである。
 
 
 
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 「国防は最大の福祉である」 西村眞悟 全文。