- 芥川龍之介の写真って今見ても惚れ惚れするかっこいーと思うので、だめ人間でもいい
- 同じだめ人間の太宰治よりもハンサムだから許せる
夏目漱石なんて完全におっさん顔で、こんなおっさんが「マドンナ」とかはずかしないんかな?と、高校生のころ読まなかった - (非常にミーハーな感覚で読むものを決めていたのだ、当時から・・)
- と、そんなことはどうでもよく
面白かった
芥川症/新潮社
作者の方は、お医者さんらしく他に病院を舞台にした作品を書いているらしい - なのでこの本、芥川作品をモチーフにして書かれている短編集もお医者さんが出てきたり病院が舞台だったりする
- オリジナルを知らなくても楽しめる作品もあるけど、やっぱあらすじぐらいは知ってから読むほうがより楽しめるかなー
一番好きだったのは「極楽変」(地獄変) - 考えさせられたのは「他生門」(羅城門)
- 単純に楽しめたのは「或利口の一生」(或阿呆の一生)
お時間ある方は青空文庫でオリジナル読んだ後にシニカルな気分のときに読むと楽しめると思います