リアル長女が秋休みに友達と「まち」へ遊びに行った時のお話。
「まち」とは広島市内の繁華街のこと、カントリーサイドの我が家から「まち」へ行くには駅まで25分歩き、30分チョイ電車に乗り、そっから路面電車に揺られてやっと辿り着く家族で行くときは車で行ったりするけど、足のない彼女たちは、かなりのエネルギーを使っていかなければならないのである
さて、話を戻して 「まち」から戻った長女
「あっ、そうそうおみやげがあるんよー」
(まあっ、なんていい子に育ったんだろう。おこづかいあんまりあげてないのに、悪いなぁ)
「えっとねー、帰りに見つけたんよー」
(ふふっなんでもいいのよ
あなたのその気持ちがうれしいの!)
「たぶん脱ぎたてじゃー思うんよー」
「これでうち、お金持ちになれるねっ」
(うっうちの子に限って…)
「これこれっすごいでしょっ
」
母がみたのは
脱皮したての蛇の皮リアル長女(身長155センチ)とほぼ同じサイズ(長さ)
「すごっ」
そう、蛇の抜け殻(特大サイズ)脱ぎたてなので「目」のところも全然痛んでないし、しっぽの先っちょまでキレーなやつ
娘のかわいいカバンから、出てきた
母を喜ばせようと、「まち」で買ってきた自分のお気に入りグッズと一緒に入れていた
友達から「エーそんなん持って帰るん??」と聞かれても、捨てずに持って帰ってきたらしい
「おかあさん、これ財布に入れときんさい、切ったらもったいないけーそのまま折って入れといたらいいよっ」
、嬉しいよ…ありがとう…
大事にしたいけど、これそのまま財布に入れたら、お金入る隙間なくなるね…
でもそしたら、お金使えないからお金持ちになれるかな…
それに脱ぎたてだけあって、まだ生臭いよ、これ…
あんた、間違いなくわたしの子だね母は、あなたを誇りに思います。
後で、このおみやげを見たリアル長男
「おー、すげー、これ、シマヘビじゃねっ」
「だって、皮に模様残っとるじゃん!!」
あんたも、間違いなくわたしの子だよ