その扉は、天国へ行く扉のことです。


屋上が舞台で、自殺をほのめかす歌詞というのは、


ちょっとだけ身近で、でも神秘的な世界です。


高校時代に、自虐行為を繰り返す友達がいました。


当時は面食らって、どうしたらいいか分からなかったですけど、


今なら少しは気持ちを汲んであげれるような気もします。


ヘヴンズドアーは いつでも君のために少し開いてる


扉を開きたいと思うこと 僕にだってあるけど


ヘヴンズドアーは いつでも君のために少し開いてる


扉を開こうと笑ってた 君が泣いたの知ってる


小出さんが書く詩は、小説みたいで素晴らしいです。


主人公は高校生を想像し、背景にはキレイな色が浮かんできます。


テーマがテーマだけに重いですけど、


なんだか美しいです。爽やかです。


ネガティブでもポジティブでも応援歌でもなくて、


ただ伝えたいことは、君を見ている人がちゃんといますよ、


ということだと思います。


ここまで自分を追い詰める人に応援は不要ですから、


静かに見守ってくれる人の存在がすっごく嬉しいはずです。


本当にたぶんなんですけど、君は一人じゃないよ、


というのを伝えたい歌なんだと思います。


どうか、その扉を自ら開く人がいなくなりますように、切に願います。



♪Base Ball Bear 「ヘヴンズドアー・ガールズ」