鉄道開業150年キャンペーン特別企画「東海道新幹線浜松工場へGO」のツアーに参加してきました。

 

このツアーはJR東海ツアーズが主催する旅行商品で、東京・新大阪(・京都・名古屋)から浜松工場へ直通する「浜工新幹線」への乗車や、ドクターイエローの車内見学などができるものでした。

 

例年では「新幹線なるほど発見デー」での公開となるはずですが、2020年以降はコロナの拡大によりイベント自体が休止している状況だったので、久々の公開となりました。


 

10/22(土)、23(日)の両日とも、東京駅発着の車両には、最新のJ31編成が使用されました。

 

グリーン車内の様子。

 

東京駅を発車したひかり537号は、すぐに田町車両センターへ向かう285系「サンライズ出雲・瀬戸」号と併走します。

(写真は田町~品川間)

 

往路は途中、品川・新横浜に停車して、途中駅からの参加者が乗車してきました。

 

富士駅付近では、富士山の輪郭をくっきりと見ることができました。

 

浜松駅ではのぞみを待避した後、上り線の線路を渡って浜松工場へ向かう引き込み線へとつながる側線に入り、「浜松駅上り2番線」に停車します。東京駅発着の浜工新幹線はここでスイッチバックし、東京方の引き込み線へ向かいます。車掌さんのアナウンスにより、座席の向きを回転させました。

 

列車はゆっくりと浜松工場へ向けて動きます。新幹線唯一の踏切を渡って浜松工場内へ進むと、進行方向右手にドクターイエローが見えてきました。(残念ながら反対側の座席に座っていたためこれがベストショットです)

 

初公開となった、新幹線先頭車両同士の連結。営業運転時には車両故障時に1度だけ、救済の編成と故障した編成が連結したそうです。廃車になったばかりのX43編成の1号車と16号車が展示されていました。

 

会場ではこのほかに、ドクターイエローの車内見学、保守車両の見学、新幹線の床下見学が行われました。残念ながらドクターイエローの車内は撮影禁止でした(コロナ対策だそうです)。

 

ドクターイエローT4編成(JR東海所有)。見学者がツアー参加者のみということを考慮すると、かなり写真が撮りやす買ったです。こちらの先頭車は7号車。

 

こちらの先頭車は1号車。集合時間ギリギリまで粘って、人影もまばらになったところで1枚。

 

個人的にドクターイエローの車内見学は3回目でしたが、(コロナ対応のため)今回が一番人が少なく落ち着いて写真を撮ることができました。強いて言えば、車内の撮影も許可していただきたかったという点でしょうか。

 

復路は浜松工場を出発した際に、工場のみなさんによる盛大なるお見送りを(往路に続いて)いただき、「浜松駅上り2番線」で進行方向(と座席を)を変え、東京方面に向けて出発しました。往路では浜松駅でのぞみの通過待ちをしましたが、復路では浜松駅の通過線を颯爽と通過し、新横浜までノンストップ。ひかり534号は続いて品川、東京に停まりました。コロナ対策でゆったりと確保された座席に揺られ、うとうとしながら帰ってきました。


 

ちょうどこの日は陸上自衛隊の浜松基地でも公開のイベントがあり、例年であれば浜松駅前から出ていた無料送迎バスは浜松基地に向かっている様子でした。午後便(新大阪・京都・名古屋方面から)の浜松工場ツアーであれば、ブルーインパルスの展示飛行をバックにドクターイエローを撮影することができたようです。

 

私が参加したツアーは現地で過ごす時間帯が午前だったため、そのようなコラボが撮れませんでしたが、Twitterの写真を見て少し羨ましいです・・・が、ドクターイエローの写真がたくさん撮れたので良かったと思っています。