浜松町駅に隣接する世界貿易センタービルの40階にある展望台が、再開発に伴うビルの建替準備のため、昨日1/31で営業を終了しました。

このビルは1970年(昭和45年)に開業した当時、日本一の高さ(152m)を誇る超高層ビルでしたが、すでに50年が経過し、建て替えられることになりました。今年から解体工事が始まるそうですが、これまでで最も高い超高層ビルの解体となるそうです。

 

以前はこの近くに職場があったため、地下のレストランでランチやディナーを楽しむこともありました。また、展望台も数回登った記憶があります。


本館のエントランスにある回転扉。

 

通路には残りの営業日数が表示されていました。「00日」を示しているのが最終日ならではです。

 

1階エレベーターホールの壁面に貼られていたパネル。開業当時の写真でしょうか。

 

30分ほど並び、展望台「シーサイドトップ」へ。

奥には東京スカイツリーが見えます。

ここに来るのは数年ぶりでしたが、頻繁に行き交う列車を眺めていたら、時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

お台場方面を望みます。手前には首都高速道路の浜崎橋ジャンクション、奥にはレインボーブリッジの一部と観覧車も見えます。左奥に東京ゲートブリッジも見えますね。

 

東京タワー方面。左奥には六本木ヒルズ、そして左下には増上寺が見えます。

 

眼下に走る東海道新幹線N700系と山手線E235系。多くの人が、行き交う列車にカメラを向けていました。

 

展望台営業終了後に撮影。すでに、ビルに入っていたほとんどのテナントは立ち退いているため、電気も40階の展望台しか点いていません。

一足先(昨年秋)に閉鎖となっていた1階バスターミナルも、新しいビルの完成時(2027年12月予定)には、再びバスターミナルとして整備されるそうです。