最強のイジメられっ子
僕は典型的なイジメられっ子だ。
物心ついてから、中学、高校と常にイジメられてきた。
原因はあらかた分かっているつもりだ。
きっと僕のこの容姿が問題なのだ。
アバラ骨が浮き出ているくらい痩せ細った体。
女の子よりも小さい背。
今にも折れそうな細い足。
世間一般で言う「もやしっ子」だ。
自慢じゃないが、もやしっ子コンテストなんかがもしあったら、結構上位にはランクイン出来る自信がある。
正直、イジメられるのには、もう飽き飽きだ。
はやくこの現状から抜け出したい。
幸い僕の場合は、原因が分かっているので、そこを変えればきっと良くなるはずだ。
やはり外見を、もっとこう、凄みのある感じにしないといけない。
そう思って、僕は髪の毛はオールバックに、そして迫力を出す為、サングラスをかけてみた。
どんな風になっただろうと、ドキドキして鏡を覗いた。
鏡に映ったその姿は、タモさんだった。。。
これは・・・無しだな。と思ったのだが、
予想外に似ていたので、その流れで「はい、一旦CMでーす。」って言ってみた。
案外似ていた。自分も知らない特技があったことに驚いた。
とは言っても、今はそんなことをしている場合ではない。
明るい未来を手に入れるためがんばらないと。
僕はふと昨日、町ですれ違った男性を思い出した。
とても印象的だったのでよく覚えている。
その男性は大きい文字で「最強」と書かれたTシャツを着ていた。
男性の体もガッチリしていたのだが、やはり注目すべきはあのTシャツだ。
よっぽどの自信がないと、あんなのは着れない。
自ら「最強」と書かれた服を着ていることで、やたら強そうに見えた。
僕はこれだ!と思い、早速通販で「最強」と書かれたTシャツを買った。
届いたTシャツに袖を通した僕は
「ぬはは!ペンは剣よりも強し!!これで僕は最強だ!!」
などと、テンションが上がって叫んだ。
姿はガリガリのままだけど、確かにこれを着てると、武術の心得がある様にに見える。
なにより、僕自身、強くなった気になれた。
そして僕は、周囲の反応を確かめるべく、外へ出た。
町を歩いていると、みんなが僕を見て笑っていた。
くそぅ、やはり、見た目と文字にギャップがありすぎると駄目なのか・・・。
そう思った矢先、不良っぽい男に声をかけられた。
「オメー、最強なんか?」
「えっ?あっ」
僕は答えに悩んだ。
もちろん、僕は最強じゃない。
でもここで、それを言ってしまうと、外に出てきた意味が無い。
むしろ、これはチャンスだ!もし、こいつに通じたならば、きっとこの先も大丈夫だ!
そう思った僕は答えた。
「僕は、最強だっ!!」
その後、僕が見事にカツアゲされたのは言うまでもない。
家に帰った僕はこの失敗を生かし、ある一つのことに気がついた。
やはり、見た目に伴った文字じゃないと、Tシャツはその力を発揮しないのだ。
「最強」と書かれたTシャツは、体がでかい男性が着ていたからこそ、効果があったのだ。
そう思った僕は、白い無地のTシャツに一心不乱に文字を書き込んだ。
「何かあったら舌を噛み切ります」
出来た。これなら僕の見た目とマッチしてるはずだ。
そして僕は再度効果を確かめるべく、町へ出た。
するとどうだろう。
町の不良も、チンピラさえも僕を避けて歩いているではないか!
他の人も、僕と目を合わそうとさえしない。
ははは!やった!!これで完璧だ!!
調子に乗った僕は、舌をベロンと出してみた。
周りの人々が凍りついているのが分かった。
みんな不安気に僕のほうを見ている。
「噛むのか?噛み切るのか??」と言いたげな表情だ。
僕は笑いが込み上げてきて、我慢することが出来なかった。
すると、突然舌に激痛が走った。
「イデェー!!」
あまりの痛さに「いたい」と言うはずが、行ったこともないのに東北なまりになった。
舌を出していることを忘れ、勢いよく笑った僕は、自ら舌を噛んでしまったのだ。
僕もビックリだが、周りの人はそれ以上にビックリだ。
「こいつマジでやりやがった。」みたいな空気が流れている。
すると、僕は一人の警官に取り押さえられた。
「こんなところで、公開自殺か!?」
「はやまるな!!」
誤解を解こうと思ったのだが、口には舌を噛まないよう、ハンカチを無理やり入れられたので、必死の弁解も、モゴモゴとしか聞こえなかった。
僕はその警官に連れられ家に戻った。
警官が、一部始終を母に伝えた。
すると、母は泣き出しこう言った。
「あんた・・・。なんでそんなことを・・・。」
やっとの思いで、死ぬ気がなかったことを伝えた僕は部屋に戻り考えた。
やはり親を泣かすことは出来ない。
効果は抜群だが、このTシャツは封印することにしよう。
あぁ、明日になればまた学校か・・・。
そう思いながら、結局、具体的な対応策も思い浮かばないまま、僕はベッドへ入った。
次の日、いつものように僕はイジメられていた。
するとイジメっ子の一人がこう言った。
「おい!何かおもしろいことしてみろよ!!」
僕は、昨日のことを思い出し、タモリのモノマネをやってみせた。
予想外の一同大爆笑だった。
「なんだよお前、実はおもしろい奴だったんだな!!知らなかったよ!!」
それからというもの、イジメはぴたりと止んだ。
僕は思った。
なんだ、こんなに簡単だったのか。
そして、心の中で言った。
タモさん、ありがとう。
物心ついてから、中学、高校と常にイジメられてきた。
原因はあらかた分かっているつもりだ。
きっと僕のこの容姿が問題なのだ。
アバラ骨が浮き出ているくらい痩せ細った体。
女の子よりも小さい背。
今にも折れそうな細い足。
世間一般で言う「もやしっ子」だ。
自慢じゃないが、もやしっ子コンテストなんかがもしあったら、結構上位にはランクイン出来る自信がある。
正直、イジメられるのには、もう飽き飽きだ。
はやくこの現状から抜け出したい。
幸い僕の場合は、原因が分かっているので、そこを変えればきっと良くなるはずだ。
やはり外見を、もっとこう、凄みのある感じにしないといけない。
そう思って、僕は髪の毛はオールバックに、そして迫力を出す為、サングラスをかけてみた。
どんな風になっただろうと、ドキドキして鏡を覗いた。
鏡に映ったその姿は、タモさんだった。。。
これは・・・無しだな。と思ったのだが、
予想外に似ていたので、その流れで「はい、一旦CMでーす。」って言ってみた。
案外似ていた。自分も知らない特技があったことに驚いた。
とは言っても、今はそんなことをしている場合ではない。
明るい未来を手に入れるためがんばらないと。
僕はふと昨日、町ですれ違った男性を思い出した。
とても印象的だったのでよく覚えている。
その男性は大きい文字で「最強」と書かれたTシャツを着ていた。
男性の体もガッチリしていたのだが、やはり注目すべきはあのTシャツだ。
よっぽどの自信がないと、あんなのは着れない。
自ら「最強」と書かれた服を着ていることで、やたら強そうに見えた。
僕はこれだ!と思い、早速通販で「最強」と書かれたTシャツを買った。
届いたTシャツに袖を通した僕は
「ぬはは!ペンは剣よりも強し!!これで僕は最強だ!!」
などと、テンションが上がって叫んだ。
姿はガリガリのままだけど、確かにこれを着てると、武術の心得がある様にに見える。
なにより、僕自身、強くなった気になれた。
そして僕は、周囲の反応を確かめるべく、外へ出た。
町を歩いていると、みんなが僕を見て笑っていた。
くそぅ、やはり、見た目と文字にギャップがありすぎると駄目なのか・・・。
そう思った矢先、不良っぽい男に声をかけられた。
「オメー、最強なんか?」
「えっ?あっ」
僕は答えに悩んだ。
もちろん、僕は最強じゃない。
でもここで、それを言ってしまうと、外に出てきた意味が無い。
むしろ、これはチャンスだ!もし、こいつに通じたならば、きっとこの先も大丈夫だ!
そう思った僕は答えた。
「僕は、最強だっ!!」
その後、僕が見事にカツアゲされたのは言うまでもない。
家に帰った僕はこの失敗を生かし、ある一つのことに気がついた。
やはり、見た目に伴った文字じゃないと、Tシャツはその力を発揮しないのだ。
「最強」と書かれたTシャツは、体がでかい男性が着ていたからこそ、効果があったのだ。
そう思った僕は、白い無地のTシャツに一心不乱に文字を書き込んだ。
「何かあったら舌を噛み切ります」
出来た。これなら僕の見た目とマッチしてるはずだ。
そして僕は再度効果を確かめるべく、町へ出た。
するとどうだろう。
町の不良も、チンピラさえも僕を避けて歩いているではないか!
他の人も、僕と目を合わそうとさえしない。
ははは!やった!!これで完璧だ!!
調子に乗った僕は、舌をベロンと出してみた。
周りの人々が凍りついているのが分かった。
みんな不安気に僕のほうを見ている。
「噛むのか?噛み切るのか??」と言いたげな表情だ。
僕は笑いが込み上げてきて、我慢することが出来なかった。
すると、突然舌に激痛が走った。
「イデェー!!」
あまりの痛さに「いたい」と言うはずが、行ったこともないのに東北なまりになった。
舌を出していることを忘れ、勢いよく笑った僕は、自ら舌を噛んでしまったのだ。
僕もビックリだが、周りの人はそれ以上にビックリだ。
「こいつマジでやりやがった。」みたいな空気が流れている。
すると、僕は一人の警官に取り押さえられた。
「こんなところで、公開自殺か!?」
「はやまるな!!」
誤解を解こうと思ったのだが、口には舌を噛まないよう、ハンカチを無理やり入れられたので、必死の弁解も、モゴモゴとしか聞こえなかった。
僕はその警官に連れられ家に戻った。
警官が、一部始終を母に伝えた。
すると、母は泣き出しこう言った。
「あんた・・・。なんでそんなことを・・・。」
やっとの思いで、死ぬ気がなかったことを伝えた僕は部屋に戻り考えた。
やはり親を泣かすことは出来ない。
効果は抜群だが、このTシャツは封印することにしよう。
あぁ、明日になればまた学校か・・・。
そう思いながら、結局、具体的な対応策も思い浮かばないまま、僕はベッドへ入った。
次の日、いつものように僕はイジメられていた。
するとイジメっ子の一人がこう言った。
「おい!何かおもしろいことしてみろよ!!」
僕は、昨日のことを思い出し、タモリのモノマネをやってみせた。
予想外の一同大爆笑だった。
「なんだよお前、実はおもしろい奴だったんだな!!知らなかったよ!!」
それからというもの、イジメはぴたりと止んだ。
僕は思った。
なんだ、こんなに簡単だったのか。
そして、心の中で言った。
タモさん、ありがとう。
ヨガとインド人と山本さん
高校を卒業して、単身で海外はインドへ渡り、本場のヨガを習得してはや、十数年。
日本に帰ってきて、ヨガ教室を開いたはいいが、客足は伸びなかった。
教室をたたんでしまおうと思ったことも何度もあった。
いろんな工夫もした。
教室をアジアン雑貨で飾り付けたり、カレーパーティーを開いたり。
でも、結果は変わらなかった。
だが、今までの苦労が報われたのか、最近ちまたではヨガブームだ。
それに伴って、生徒の人数も増えてきている。
なにやらハリウッドの女優がヨガをやってることで、注目を浴びたようだ。
私の血のにじむような努力も、ハリウッド女優の気まぐれに負けるのかと思うと切なくなってくる。
まぁ、彼女達のおかげで生徒も増えたんだから感謝こそすれ、文句は言えないか・・・。
ヨガは体の柔らかさがものをいう。
やはり、よく体が曲がる人のポーズは美しい。
最近入ってきた、山本さんはものすごい素質を持っている。
ヨガの申し子と言っても過言ではないだろう。
彼女がポーズをとる度に、他の生徒がざわめく。
「すごい!なんて綺麗なの!!」
「私もあぁなりたいわ。」
「山本さんも教室を開けばいいのに」
正直、己の危機を感じざるをえない。
山本さんは身長も高く、すらっとしていて、何もしなくても美しい。
それに比べて、俺は中肉中背の中年ときたもんだ。
明らかに彼女と比べると見劣りする。
なんていうか、できることなら、もう辞めて欲しい。
しかし、そんなことを口にできるわけもない。
先日はあまりに山本さんが他のみんなにチヤホヤされているので、悔しくて、手本を見せるときに、いつも以上に体を曲げてやった。
どうだ!山本!!これが経験の差だよ!!と言わんばかりにだ。
すると、がんばりすぎて、あろうことかギックリ腰になってしまった。
結局、救急車で運ばれるはめになったのだが、あの時の私を見る生徒の目は、まるで捨てられた子犬を見ているような目だった。
俺は2週間入院をするはめになった。
なんにせよ、ヨガの先生が、生徒の前でギックリ腰になったのは致命的だ。
失った信用を取り戻すのは容易なことではない。
そして山本さんのこともある。
こうなったら、本場のインドヨガというのを見せつけるしかない。
私はそう考えた。
きっとその姿を見たら、生徒達は私を見直して、再びついて来てくれるはずだ。
そうして私は頭にはターバンを巻き、布一枚を体に巻いて、教室へ向かった。
教室までは歩いて行っている。
片道30分はかかるが健康の為だ。
いつもの道を歩いていると、初老の男性が、黙って私にお金を差し出してきた。
どうやら、乞食かなにかと勘違いしているようだ。
「ちょっと、そんな、困ります!!受け取れません!」
「いいんじゃよ・・・。わしの気持ちじゃ。」
「私はちゃんと、職もあるんです!!ヨガ教室の先生なんです!!」
「ほら!このとおり!!」
そう言って私は、ヨガのポーズを実際にやって見せた。
すると初老の男性はそのポーズを見てこう言った。
「あぁ、すごいすごい。すごいのー。気持ちじゃ受け取ってくれ。」
くそっ!こんにゃろう完全にスカしやがった!!
これじゃあ、私が馬鹿みたいじゃないか!!
もう関わってる時間が無駄だと判断した私は、素直にお金を受け取ることにした。
こういうときは、変なプライドは捨てたほうが、早く解決するってもんだ。
男性から千円を貰って、教室への道を急いだ。
教室も、もう目と鼻の先というところで、一人のインド人に声をかけられた。
なんだろう?と思ったが、私はふと、インドに居た頃を思い出して懐かしい気持ちになった。
外国人であった自分に、とても親切にしてくれたインドのみんな。
彼らのおかげで、私は充実したインド生活を送れた。
今まで生きてきて出会ったインド人はみんな良い奴といっても過言ではない。
声をかけてきたインド人は日本に来てまだ日が浅いのか、日本語がうまく喋れないようで片言だった。
「アー、アナタ。チョットイイデスカ?」
「あっ、はい。」
「なんですか?」
私は優しく微笑んだ。
「ナンデスカジャナイヨ。」
「ナニ?ソノカッコウ。」
「インドジン、ナメンナヨ。」
そう言って彼は去って行った。
ショックだった。
呆然として、その場に立ち尽くしていた。
頭の中を「インドジン、ナメンナヨ」のセリフがグルグル回っていた。
なんだろうこの感じ・・・。
私という人間の全てを否定された気がする。
当のインド人から、そんなことを言われたので、急にこの格好でいることが恥ずかしくなってきた。
教室はすぐそこだったので、なんとか気を取り直し、失った信頼を取り戻す為に、みんなの待つ教室のドアを開けた。
私は自分の目を疑った。
教室には誰もいなかったのだ・・・。
冷静に考えると、当たり前の結果だった。
ヨガの先生がヨガで入院するはめになったのだ。
生徒が辞めるのも無理はない。
自分の築いたものが音を立てて崩れていった気がした。
もう笑うしかなかった。
すると、突然後ろから、女性の声がした。
「遅れてすいません!!」
山本さんだった。
「あの、先生が退院されたって聞いたんで・・・。」
「これ!退院おめでとうございます!!」
そう言って彼女は私に花束をくれた。
結局、この日レッスンに来てくれたのは彼女だけだった。
2週間前、彼女に対し嫉妬をしていた自分が嫌になった。
同時に、彼女の持つ魅力、優しさにも気付かされた。
レッスンが終わり、寂しそうに彼女が口を開いた。
「私だけになっちゃいましたね・・・。」
「そうですね・・・。」
「山本さんも無理しないで、辞めたかったら辞めていいんですよ。」
私は半ば投げやりな気持ちで言った。
「おあいにくですけど、私は辞めるつもりはありませんよ。」
「先生にはもっと色んなことを教えてもらいたいんです。」
「元気を出して一緒にがんばりましょう!」
「や、山本さん・・・。」
それから、私たち2人が結ばれるまでに、そう時間はかからなかった。
今では、彼女のおかげで生徒達も戻ってきて、忙しい日々を送っている。
そしてある日、ヨガを見学に来たインド人がゴメン!と呟きながら私にこう言った。
「ニホンジン、ナメテタヨ。」
日本に帰ってきて、ヨガ教室を開いたはいいが、客足は伸びなかった。
教室をたたんでしまおうと思ったことも何度もあった。
いろんな工夫もした。
教室をアジアン雑貨で飾り付けたり、カレーパーティーを開いたり。
でも、結果は変わらなかった。
だが、今までの苦労が報われたのか、最近ちまたではヨガブームだ。
それに伴って、生徒の人数も増えてきている。
なにやらハリウッドの女優がヨガをやってることで、注目を浴びたようだ。
私の血のにじむような努力も、ハリウッド女優の気まぐれに負けるのかと思うと切なくなってくる。
まぁ、彼女達のおかげで生徒も増えたんだから感謝こそすれ、文句は言えないか・・・。
ヨガは体の柔らかさがものをいう。
やはり、よく体が曲がる人のポーズは美しい。
最近入ってきた、山本さんはものすごい素質を持っている。
ヨガの申し子と言っても過言ではないだろう。
彼女がポーズをとる度に、他の生徒がざわめく。
「すごい!なんて綺麗なの!!」
「私もあぁなりたいわ。」
「山本さんも教室を開けばいいのに」
正直、己の危機を感じざるをえない。
山本さんは身長も高く、すらっとしていて、何もしなくても美しい。
それに比べて、俺は中肉中背の中年ときたもんだ。
明らかに彼女と比べると見劣りする。
なんていうか、できることなら、もう辞めて欲しい。
しかし、そんなことを口にできるわけもない。
先日はあまりに山本さんが他のみんなにチヤホヤされているので、悔しくて、手本を見せるときに、いつも以上に体を曲げてやった。
どうだ!山本!!これが経験の差だよ!!と言わんばかりにだ。
すると、がんばりすぎて、あろうことかギックリ腰になってしまった。
結局、救急車で運ばれるはめになったのだが、あの時の私を見る生徒の目は、まるで捨てられた子犬を見ているような目だった。
俺は2週間入院をするはめになった。
なんにせよ、ヨガの先生が、生徒の前でギックリ腰になったのは致命的だ。
失った信用を取り戻すのは容易なことではない。
そして山本さんのこともある。
こうなったら、本場のインドヨガというのを見せつけるしかない。
私はそう考えた。
きっとその姿を見たら、生徒達は私を見直して、再びついて来てくれるはずだ。
そうして私は頭にはターバンを巻き、布一枚を体に巻いて、教室へ向かった。
教室までは歩いて行っている。
片道30分はかかるが健康の為だ。
いつもの道を歩いていると、初老の男性が、黙って私にお金を差し出してきた。
どうやら、乞食かなにかと勘違いしているようだ。
「ちょっと、そんな、困ります!!受け取れません!」
「いいんじゃよ・・・。わしの気持ちじゃ。」
「私はちゃんと、職もあるんです!!ヨガ教室の先生なんです!!」
「ほら!このとおり!!」
そう言って私は、ヨガのポーズを実際にやって見せた。
すると初老の男性はそのポーズを見てこう言った。
「あぁ、すごいすごい。すごいのー。気持ちじゃ受け取ってくれ。」
くそっ!こんにゃろう完全にスカしやがった!!
これじゃあ、私が馬鹿みたいじゃないか!!
もう関わってる時間が無駄だと判断した私は、素直にお金を受け取ることにした。
こういうときは、変なプライドは捨てたほうが、早く解決するってもんだ。
男性から千円を貰って、教室への道を急いだ。
教室も、もう目と鼻の先というところで、一人のインド人に声をかけられた。
なんだろう?と思ったが、私はふと、インドに居た頃を思い出して懐かしい気持ちになった。
外国人であった自分に、とても親切にしてくれたインドのみんな。
彼らのおかげで、私は充実したインド生活を送れた。
今まで生きてきて出会ったインド人はみんな良い奴といっても過言ではない。
声をかけてきたインド人は日本に来てまだ日が浅いのか、日本語がうまく喋れないようで片言だった。
「アー、アナタ。チョットイイデスカ?」
「あっ、はい。」
「なんですか?」
私は優しく微笑んだ。
「ナンデスカジャナイヨ。」
「ナニ?ソノカッコウ。」
「インドジン、ナメンナヨ。」
そう言って彼は去って行った。
ショックだった。
呆然として、その場に立ち尽くしていた。
頭の中を「インドジン、ナメンナヨ」のセリフがグルグル回っていた。
なんだろうこの感じ・・・。
私という人間の全てを否定された気がする。
当のインド人から、そんなことを言われたので、急にこの格好でいることが恥ずかしくなってきた。
教室はすぐそこだったので、なんとか気を取り直し、失った信頼を取り戻す為に、みんなの待つ教室のドアを開けた。
私は自分の目を疑った。
教室には誰もいなかったのだ・・・。
冷静に考えると、当たり前の結果だった。
ヨガの先生がヨガで入院するはめになったのだ。
生徒が辞めるのも無理はない。
自分の築いたものが音を立てて崩れていった気がした。
もう笑うしかなかった。
すると、突然後ろから、女性の声がした。
「遅れてすいません!!」
山本さんだった。
「あの、先生が退院されたって聞いたんで・・・。」
「これ!退院おめでとうございます!!」
そう言って彼女は私に花束をくれた。
結局、この日レッスンに来てくれたのは彼女だけだった。
2週間前、彼女に対し嫉妬をしていた自分が嫌になった。
同時に、彼女の持つ魅力、優しさにも気付かされた。
レッスンが終わり、寂しそうに彼女が口を開いた。
「私だけになっちゃいましたね・・・。」
「そうですね・・・。」
「山本さんも無理しないで、辞めたかったら辞めていいんですよ。」
私は半ば投げやりな気持ちで言った。
「おあいにくですけど、私は辞めるつもりはありませんよ。」
「先生にはもっと色んなことを教えてもらいたいんです。」
「元気を出して一緒にがんばりましょう!」
「や、山本さん・・・。」
それから、私たち2人が結ばれるまでに、そう時間はかからなかった。
今では、彼女のおかげで生徒達も戻ってきて、忙しい日々を送っている。
そしてある日、ヨガを見学に来たインド人がゴメン!と呟きながら私にこう言った。
「ニホンジン、ナメテタヨ。」
島根県のヒーロー
ヒーローの世界は厳しい。
ヒーロー社会は完璧な縦社会だ。
俺のような駆け出しヒーローは仕事もそう無く、安月給で家族を養うのもギリギリなので、バイトと掛け持ちしないと生活できない。
それでも、俺はヒーローになったことを後悔はしていない。
小さい頃からの夢だったヒーロー。
月光仮面に憧れて、学生時代は死に物狂いでお金を貯めて、18でヒーロー養成学校の門を叩いた。
そこで俺は、ヒーローの基礎をみっちり叩き込まれた。
ヒーローの定義から、戦闘術、果てはきめゼリフまで指導を受けた。
そういえば、特別講習でスパイダーマンが来たことあったっけ。
あの時は緊張したなぁ。
思い出すなぁ。
ヒーロー五か条・・・。
一つ、ヒーローは地球を守る為に存在する
一つ、ヒーローはみんなから憧れる存在であれ
一つ、ヒーローは人々から利益を求めてはならない
一つ、ヒーローはできるだけ正体を明かすな
一つ、ヒーローは、大事な人(物)は保険に入れろ
でも5番目のは本当に大事だよなー。
こないだ、バイクが悪の軍団に盗まれたときは、焦ったもんなー。
保険入ってたからよかったけど。
養成学校を卒業すると同時に、卒業証書、そしてヒーロー協会から変身道具、ヒーロー名をもらい、指定された地区を担当することになった。
変身道具は協会側で選ばれる。僕らに選択権はなかった。
そういう決まりらしい。
こういっちゃなんだが、やっぱりカッコイイのがいい。
他のみんなもやはり同じみたいで、変身道具を受け取る際には、みんな一喜一憂していた。
時計、ベルト、眼鏡、ペン、色んなものがあった。
俺のはというと、「携帯」だった。
まぁ、悪くないかな。
変身条件は携帯で協会に電話することだそうだ。
続いて、ヒーロー名。
「マニフェストマン」
これにはハッキリ言ってがっかりだった・・・。
当時の流行の言葉をつけただけじゃないか!
絶対落ち目が来るよー。こんな名前。
意味合い的には、「有言実行」ってヒーローっぽいけどさ。
一歩間違えたら、政治家みたいじゃん。
でも、ヒーロー協会の決定は絶対なので、甘んじて受け入れるしかなかった。
そして担当区域。
これが一番大事だ。
こういっちゃなんだけど、やっぱり都会のほうが悪は多い。
早く一人前になる為には、場数を踏まなきゃな。
会長の口から直々に発表があった。
「マニフェストマン。島根県北部。」
がーーん。
北海道育ちの俺には全く縁がなかった所だ・・・。
ただなんとなく田舎っぽいイメージが頭から離れない。
ちきしょう!いじけてる暇なんてない!!
向こうで、バンバン活躍してやる!!
そう心に誓って、島根に来てもう半年が過ぎた。
こっちに来てから分かったのだが、ここいらには電波が無い。
そう変身できないのだ。
これは明らかに協会側のミスである。
しかしながら、別段変身が必要な事件があるわけではないので、今のところは生身でも任務に支障は無い。
おっと、そろそろ山田さんの家に巡回に行く時間だ。
こんな田舎ではあるが、やはり問題の大小関係なく、人々の私にくれる笑顔は最高だ。
俺は、みんなの為にこの静かな日々を守っていきたい。
ヒーローになって本当によかった。
ヒーロー社会は完璧な縦社会だ。
俺のような駆け出しヒーローは仕事もそう無く、安月給で家族を養うのもギリギリなので、バイトと掛け持ちしないと生活できない。
それでも、俺はヒーローになったことを後悔はしていない。
小さい頃からの夢だったヒーロー。
月光仮面に憧れて、学生時代は死に物狂いでお金を貯めて、18でヒーロー養成学校の門を叩いた。
そこで俺は、ヒーローの基礎をみっちり叩き込まれた。
ヒーローの定義から、戦闘術、果てはきめゼリフまで指導を受けた。
そういえば、特別講習でスパイダーマンが来たことあったっけ。
あの時は緊張したなぁ。
思い出すなぁ。
ヒーロー五か条・・・。
一つ、ヒーローは地球を守る為に存在する
一つ、ヒーローはみんなから憧れる存在であれ
一つ、ヒーローは人々から利益を求めてはならない
一つ、ヒーローはできるだけ正体を明かすな
一つ、ヒーローは、大事な人(物)は保険に入れろ
でも5番目のは本当に大事だよなー。
こないだ、バイクが悪の軍団に盗まれたときは、焦ったもんなー。
保険入ってたからよかったけど。
養成学校を卒業すると同時に、卒業証書、そしてヒーロー協会から変身道具、ヒーロー名をもらい、指定された地区を担当することになった。
変身道具は協会側で選ばれる。僕らに選択権はなかった。
そういう決まりらしい。
こういっちゃなんだが、やっぱりカッコイイのがいい。
他のみんなもやはり同じみたいで、変身道具を受け取る際には、みんな一喜一憂していた。
時計、ベルト、眼鏡、ペン、色んなものがあった。
俺のはというと、「携帯」だった。
まぁ、悪くないかな。
変身条件は携帯で協会に電話することだそうだ。
続いて、ヒーロー名。
「マニフェストマン」
これにはハッキリ言ってがっかりだった・・・。
当時の流行の言葉をつけただけじゃないか!
絶対落ち目が来るよー。こんな名前。
意味合い的には、「有言実行」ってヒーローっぽいけどさ。
一歩間違えたら、政治家みたいじゃん。
でも、ヒーロー協会の決定は絶対なので、甘んじて受け入れるしかなかった。
そして担当区域。
これが一番大事だ。
こういっちゃなんだけど、やっぱり都会のほうが悪は多い。
早く一人前になる為には、場数を踏まなきゃな。
会長の口から直々に発表があった。
「マニフェストマン。島根県北部。」
がーーん。
北海道育ちの俺には全く縁がなかった所だ・・・。
ただなんとなく田舎っぽいイメージが頭から離れない。
ちきしょう!いじけてる暇なんてない!!
向こうで、バンバン活躍してやる!!
そう心に誓って、島根に来てもう半年が過ぎた。
こっちに来てから分かったのだが、ここいらには電波が無い。
そう変身できないのだ。
これは明らかに協会側のミスである。
しかしながら、別段変身が必要な事件があるわけではないので、今のところは生身でも任務に支障は無い。
おっと、そろそろ山田さんの家に巡回に行く時間だ。
こんな田舎ではあるが、やはり問題の大小関係なく、人々の私にくれる笑顔は最高だ。
俺は、みんなの為にこの静かな日々を守っていきたい。
ヒーローになって本当によかった。
ラストサムライ
カンザスのグランドファーザー、略してグランパが病気になって、大好きなサムライを一目見せてあげようとニホンに来て2ヶ月。
ようやくサムライを見つけることがデキマシタ。
ジョンおじさんから、サムライは着物でちょんまげでカタナを持っていると聞きマシタ。
それを頼りに探していたのですが、全く見つからない日々。
それも、そのハズ・・・。
サムライは時代と共に進化して、その姿を変えていたのデス!!
この街中をスーツ姿で歩いている彼ら!!
彼らこそが現代のサムライだったのデス!!
着物はスーツへ、ちょんまげは七三へ、カタナはケータイへ。
これが新しいサムライのスタイルだったのデス!!
あの街頭テレビで馬のレースを真剣に見る眼差し。
きっといい馬を探しているのデショウ。
ケータイなのにオジギをしながら話すあの低い姿勢。
サムライは礼儀正しいとジョンおじさんが言ってマシタ。
そして、あの真に迫る謝り方。
キット、殿からの電話でしょう。
この時点で、サムライという自信はあったのデスが、私はグランパの為に、彼らがサムライかどうかを確かめる必要があったのデス!
そこでワタシはある行動をとりマシタ。
サムライは斬りあう前に名を名乗りあうと聞いたことがアリマシタ。
だからワタシは、一人のオトコの前に行って、
「HEY!!そこのカタ!!」
「ワタシの名はダニエル!ダニエル・マコノヒー!!」
すると彼は
「私、○○商事の谷です。」
「あぁ、すいません。今、名刺を・・・。」
そう言って、彼は手を内ポケットにやったのデス!!
ワタシは思いました。
ガッデームッ!脇差し(小刀)だ!!斬られる!!
そしてワタシは一目散に逃げて、なんとか斬られずにすみマシタ。
我ながら、無茶をしたものデス。
しかし、これで彼らがサムライであることは間違いアリマセン。
明日にでも、サムライを連れて、カンザスへ戻りマス。
そういえば、ホテルに戻る途中、公園でもサムライを見まシタ。
しかし、その者は姿は、スーツを着て間違いなくサムライなのですが、ずっとベンチに座ったまま、動きまセン。
全く覇気が感じられないのデス。
あれが、噂に聞く「オチムシャ」だったのデスネ。
かわいそうに、きっと城を失ったのでショウ・・・。
なにわともあれ、サムライが見つかって本当によかったデス!
グランパもうスグデース!!
ようやくサムライを見つけることがデキマシタ。
ジョンおじさんから、サムライは着物でちょんまげでカタナを持っていると聞きマシタ。
それを頼りに探していたのですが、全く見つからない日々。
それも、そのハズ・・・。
サムライは時代と共に進化して、その姿を変えていたのデス!!
この街中をスーツ姿で歩いている彼ら!!
彼らこそが現代のサムライだったのデス!!
着物はスーツへ、ちょんまげは七三へ、カタナはケータイへ。
これが新しいサムライのスタイルだったのデス!!
あの街頭テレビで馬のレースを真剣に見る眼差し。
きっといい馬を探しているのデショウ。
ケータイなのにオジギをしながら話すあの低い姿勢。
サムライは礼儀正しいとジョンおじさんが言ってマシタ。
そして、あの真に迫る謝り方。
キット、殿からの電話でしょう。
この時点で、サムライという自信はあったのデスが、私はグランパの為に、彼らがサムライかどうかを確かめる必要があったのデス!
そこでワタシはある行動をとりマシタ。
サムライは斬りあう前に名を名乗りあうと聞いたことがアリマシタ。
だからワタシは、一人のオトコの前に行って、
「HEY!!そこのカタ!!」
「ワタシの名はダニエル!ダニエル・マコノヒー!!」
すると彼は
「私、○○商事の谷です。」
「あぁ、すいません。今、名刺を・・・。」
そう言って、彼は手を内ポケットにやったのデス!!
ワタシは思いました。
ガッデームッ!脇差し(小刀)だ!!斬られる!!
そしてワタシは一目散に逃げて、なんとか斬られずにすみマシタ。
我ながら、無茶をしたものデス。
しかし、これで彼らがサムライであることは間違いアリマセン。
明日にでも、サムライを連れて、カンザスへ戻りマス。
そういえば、ホテルに戻る途中、公園でもサムライを見まシタ。
しかし、その者は姿は、スーツを着て間違いなくサムライなのですが、ずっとベンチに座ったまま、動きまセン。
全く覇気が感じられないのデス。
あれが、噂に聞く「オチムシャ」だったのデスネ。
かわいそうに、きっと城を失ったのでショウ・・・。
なにわともあれ、サムライが見つかって本当によかったデス!
グランパもうスグデース!!
ぼくのおとうさん
ぼくのおとうさん。
今日は大好きな、まりちゃんとぼくのおとうさんといっしょに動物園にきた。
色んなどうぶつがいて楽しかった。
サルのとこに行ったら、一匹だけ、係りのおねえさんといっしょに外にいた。
サルがおとうさんのところにきて、おとうさんの頭をひっぱって遊んでた。
そしたら、おとうさんの頭から、かみの毛がとれた。
頭がツルツルで、さいしょは知らないおじさんかと思った。
みんな「シーン」って静かになって、サルはかみの毛で楽しそうにしてた。
前、学校の先生が、「急に静かになった時は、天使が通っていったからなのよ」って教えてくれた。
だから、おとうさんに「おとうさん!!天使が通ったよ!!」って言ったら、おとうさんは「フッ・・・。本当に天使がいたらこんなことにはならないよ」って泣きそうな顔で言ってた。
あとで、おとうさんはアイスを買ってくれて、そのかわりにさっきの事は、おかあさんには絶対言わないって約束した。
男と男の約束だから、ちゃんと守らないと!
でも、おとうさんはなんで、あんなにかみの毛がとれたか、教えてくれなかった。
だからぼくはまりちゃんに聞いてみた。
まりちゃんは、なんでも知ってるすごい子だ。
そしたら、まりちゃんは「あれはウィッグってゆーのよ!おかあさんが、オシャレでつけてるの見たことあるもん!!」
「あなたのおとうさんもオシャレねっ!」って教えてくれた。
すごいや!ぼくのおとうさんはおしゃれさんなんだ!!カッコイイ!!
やっぱりぼくはおとうさんが大好きだ。
今日は大好きな、まりちゃんとぼくのおとうさんといっしょに動物園にきた。
色んなどうぶつがいて楽しかった。
サルのとこに行ったら、一匹だけ、係りのおねえさんといっしょに外にいた。
サルがおとうさんのところにきて、おとうさんの頭をひっぱって遊んでた。
そしたら、おとうさんの頭から、かみの毛がとれた。
頭がツルツルで、さいしょは知らないおじさんかと思った。
みんな「シーン」って静かになって、サルはかみの毛で楽しそうにしてた。
前、学校の先生が、「急に静かになった時は、天使が通っていったからなのよ」って教えてくれた。
だから、おとうさんに「おとうさん!!天使が通ったよ!!」って言ったら、おとうさんは「フッ・・・。本当に天使がいたらこんなことにはならないよ」って泣きそうな顔で言ってた。
あとで、おとうさんはアイスを買ってくれて、そのかわりにさっきの事は、おかあさんには絶対言わないって約束した。
男と男の約束だから、ちゃんと守らないと!
でも、おとうさんはなんで、あんなにかみの毛がとれたか、教えてくれなかった。
だからぼくはまりちゃんに聞いてみた。
まりちゃんは、なんでも知ってるすごい子だ。
そしたら、まりちゃんは「あれはウィッグってゆーのよ!おかあさんが、オシャレでつけてるの見たことあるもん!!」
「あなたのおとうさんもオシャレねっ!」って教えてくれた。
すごいや!ぼくのおとうさんはおしゃれさんなんだ!!カッコイイ!!
やっぱりぼくはおとうさんが大好きだ。
