作者:関川夏央
出版社:新潮文庫(横浜市立図書館)

内容(「BOOK」データベースより)
「戦後」は、貧困に苦しみつつ、つねに明日を信じて努力した時代であった。一瞬の光芒を放ちながら、やがて輝きを失い、虚ろな社会へと変容していく時代であった―。日本の青春だった「戦後」社会を、等身大の主人公が織りなす小説と時代を映したベストセラー(『山びこ学校』から田中角栄『私の履歴書』まで) の評論で交互に照らし出す。

・日本の青春(石坂洋次郎)
彼の作品はある時期、日本の戦後そのものだった.その作品群を通底する思想の単純さ、明解さ、あるいは脆弱さは、そのまま戦後という時代の単純さ明解さ、脆弱さを体現していると思われる。

・反省すべき青春だったな、とわたしは思った。しかし反省してどうなるものでもないだろう。反省の結果、あの日のエリコが帰ってきたとしても、わたしはやはりおなじことを繰り返してしまいそうだ。自分の心ほど頼りがたいものはほかにないのである。「やり直しがきかず、取り返しのつかないことに対してだけ人間は反省の甘美な味を楽しむことができるのである。」

須賀敦子さんが解説を書いている。
作者:ジョン・ブラックバーン
訳者:霧島義明
出版社:論創社(横浜市立図書館)

内容(「BOOK」データベースより)
ソ連のとある村が、軍隊によって焼は払われ、住人は収容所に入れられたという。英国情報局のカーク将軍が調査に乗り出す。その地でなにが起こっているのか…。卓越した筆致で描く異色エンターテインメント。既刊『闇に葬れ』で好評を得た、稀代のストーリーテラーによる本格ミステリ+モンスター・パニック。「B級怪奇映画ネタなのに仕上がりは名匠級」と評される著者のデビュー作、

うん、面白い。
作者:ギドン・クレーメル
訳者:臼井伸二
出版社:アルファベータ(横浜市立図書館)

内容(「BOOK」データベースより)
世界最高のヴァイオリニストの自伝。東西冷戦下のソ連音楽界で何があったのか。巨匠オイストラフとの確執、奔放な女性関係、共産党、官僚機構との駆け引き…そのすべてを赤裸々につづった衝撃の書。