作者:久生十蘭
出版社:朝日新聞(朝日文芸文庫、横浜市立図書館)

萩寺の女、牡丹亭、稲妻草紙、象の腹、長崎物語、風見鶏、三人姉妹、預り姫

江戸始まって以来の大奇人にして博識無双の平賀源内先生。謎に包まれた事件に手も足も出ない神田の御用聞・出っ尻伝兵衛のたっての頼みで、おもむろに解決に乗り出すが、さて結末やいかに。(BOOKデータベースより)

十蘭の意図は、この不遇な天才を捕物帳という遊びの世界で洒落のめしてやろうということだったのかもしれない。...トリックが実行可能かどうかということよりも、まさしく洒落から出た一篇といえるのではないか。(解説より)