作者:宇江佐真理
出版社:文藝春秋社(横浜市立図書館)

髪結い伊三次捕物余話シリーズ。
主人公が徐々に、伊三次やお文、不破友之進から不破龍之進たちの世代へ変っていっている。伊三次とお文の恋物語が私にとってひとつの魅力だったが、そろそろ新しい、そしてちょっと切ない恋物語も始まって欲しい。

でも、茜と伊与太の可愛らしさが、魅力だな。(恋物語は、まだ早いけれど)
...雪はそれから降り続き、翌日には一寸ほど積もった。伊三次は、やれやれ、とうとう雪の季節を迎えるかと憂鬱だったが、息子の伊与太と不破の娘の茜だけは、大層はしゃいでいた。