十二国記無双
GWは特に予定もなく、ゆっくりと過ごすことにしたワケですが、
風邪をひいてしまって強制的にゆっくりとせざるを得ない状況となったイモコです
こんちくワ。
たまには読書でもしましょうか~。
小野不由美・著 「万里の風 黎明の空」(上)(下)
→ (訂正)「風の万里 黎明の空」 (/Д\)
※小野☆妹子、小野こまちに続き、小野ファミリーです(嘘
この世界ではなく、中国に似た異世界でのお話。
世界観は非常に独特で慣れるまでは理解するのに時間がかかります。
1.どの国も絶対王政であり、王は麒麟と呼ばれる聖獣によって選定される。
2.長く続くほど国は豊かになるため、王や麒麟、王に仕える者達は不老不死
3.王がいると天災は少なく、妖魔がでることもない
4.王が民を苦しめる政治をすると、麒麟は失道の病にかかり、麒麟が死ねば王も死ぬ
5.子供は女性から生まれるのではなく、里木という木の実(卵果)として成る
6.日本(作中では蓬莱と呼ぶ)とは異次元で繋がっており、
蝕(ショク)が起きることで卵果が日本に流され、日本人として育つことがある
・・・・などなど。
ファンタジーとはいえ、緻密に仕組まれた世界の仕組みがリアリティを感じさせてくれ、
その世界観に没頭してしまう作品です。
BSでもアニメとして放映されてました。
通称 「十二国記」
結構昔のアニメなので今更・・・という感じではありますがw
最近、Youtubeなどで何度も観返してます
今まで観たアニメの中では最高傑作であると思います。
では簡単にあらすじを。
いかにも優等生タイプの普通の女子高生「陽子」。
常にいい子でいなくてはならないという重圧が
周囲の同級生を遠ざけてしまっている感じ。
ひょんなきっかけで蝕により異世界に流されてしまう。
(端折すぎか・・・・w)
日本(蓬莱)から蝕によって
この世界に流されてきた人のことを「海客(かいきゃく)」という。
陽子が流されてきたのは「功」という国。
海客は災いをもたらすので処刑、という風習(国王の方針)があるため、
流された先の村で陽子は村人から襲われてしまいます。
エッチなことをしようとするので逆に襲っちゃいました。
捕まりました。
迷子になって行き倒れになったところを、
ネズミ半獣の「楽俊(らくしゅん)」に助けられます。
※絵から判断すると、ネズミではなくチンチラだと思われます
萌え・・・・・
今後、楽俊は陽子の 副将 になります。
スキルは 特攻 と 治癒 です。
萌えるよな・・・
いろいろあったので、ちょっと狂っちゃいます。
襲い掛かってくる妖魔をバッサバッサ斬って
「あなたこそ真の十二国無双です」といわれます。
「いあいあ、私こそが真の十二国無双よ!」と
が。王たる資質を兼ね備えた陽子はなんのその。
防御2倍のランスロと極符水 + 特攻 で無傷でした。
実は、陽子はこの世界から蝕によって日本に流された卵果が
どこぞの母親の胎内に宿り、日本人として普通に育てられた
「胎果(たいか)」であり、
さらには慶の国の王となるべき人だったのです。
功の王はこのことを知っていたので、
胎果がなんとなく嫌いというDQNな理由により、
慶の国に偽王「徐栄」をたて、麒麟を呪で封じて慶の国を荒れさせようとします。
後にこれが功の国王の失道となり、麒麟は病にかかり、
王ともども滅びてしまいます。
功国に誘拐されて保健所送りにされた慶国の麒麟「景麒」を
無事に保護します。
徐栄が偽王であることを知らなかった慶国の兵士たちは
陽子が真の王であることにビックリして思わずひれ伏してしまいます。
あー 玉座って大理石で固いッス。
座りにくい。冷たい。なんか汚い。
もうちょっとフカフカにしといて~
・・・というお話です。
※後半はなんか面倒くさくなったので7割くらい嘘です
が、実はここまでは「月の影 影の海」までのお話。
今から読もうとしている「万里の~」は、陽子が景王として即位した後、
初勅を出すまでの長い道のりを
苦悩と葛藤を繰り返しながら
いい政治とはなんなのか?を見つけ出す物語です。
そのお話はまた後日♪
とにかく面白いので是非観てみるべし!!!
あと、音楽もいいよ♪