幼稚園にお迎えに行くと

園長先生が絵本を一冊手に持って
保護者にお話しをしてくれた。


冬になると、必ずと言っていいほど、
保育園や幼稚園には出してある絵本。


『てぶくろ』




こんなに親しんでいる絵本だけど、
これが「ウクライナ民話」だってことを

今まで特に意識したことはなかった。




園長先生が、
紹介してくれて、

この絵本の作られたウクライナに
心が動く。




子どもたちには、
この絵本を読んで、
この絵本の書かれた国で争いごとがおきていることをお話しています。


「毎日の中で、子どもたちは、
喧嘩することもあるけど、喧嘩しながら、
力じゃなくて、話し合いで、
喧嘩にならない方法を見つけて、
そういう力を身につけられるといいね」


「本当の強さってなんだろう…
強さって、力が強いことじゃないんだよ」

そんな話をしています。
家でも話してみて下さい。


そんなお話をしてくれました。


ほんとに、素敵な、心を感じる園長先生のことが私は大好きです。



私たち一人ひとりの力は小さいけども、
子どもに関わる大人一人ひとりの関わり方って、

将来世界を作る今の子どもたちの思考へ、
大きな影響を、与えているのは、間違いない。




子どもが何かした時に、
一方的にコラーーーーーーー!って怒るのも、

力カンケーに物を言わせていることだよなぁ。


話し合いの道をとらずに、
一方的におこごとを
言いたくなることも、
思わず言ってしまうこともあるけども、



それがどういう思考に結びついていくか、
考えると、はっとする。



小さな小さなことから、
違いを話し合っていく経験が、大切ですね。

✳︎✳︎✳︎


昨日は…

家族で
寝る場所についてもめる…

ねーさんはここで寝たい!ママと寝たい!
弟くんはねーさんとママと一緒に寝たい!
ねーさんは弟くんと隣で寝ると蹴飛ばされて寝不足になるから嫌なんだよ!


…いろいろごちゃごちゃ言いながらも、
えらい時間かけて、お互い納得いく形で
ニコニコ眠りにつきました。


かわいいなぁと思いつつも、
母、
もーーーーー。早く寝たいから、なんでもいいんですけどーーーーー⁉︎
とか。
思うけどw 
(いや、口から出てたけどね爆笑

子ども同士で、親子で、
時に喧嘩しながらも、
時間がかかっても、
自分たちで考えて 
力関係に物を言わさず調和していく。
そんな、小さな経験が大切なんだよな。