クリスマス・年末年始もシンガポール
ここのところ仕事が忙しくすっかりご無沙汰状態です。
9月初めからシンガポールに出張中ですが、このまま年を越し、正月も寂しく一人で過ごすことになります。
帰れるのは来年2月頃になりそうです。
今日はクリスマスですが、まったくそういう気分ではないです。
街は飾り付けやイルミネーションで綺麗にしてはいますが、何せ暑い国ですのでピンときません。
年末の雰囲気も全くしません。
ひまなので今日は一人部屋で買って来たDVDを見ています。
最近、ハマっているのが「IpMan葉問」というカンフー映画です。
カンフー映画といっても、ブルースリーの唯一のカンフーの師匠の物語です。
詠春拳(ウィンチュン)という南派少林拳の流れをくむ拳法です。
映画を見て、空手をやっていた私はこの拳法に非常に興味を持ちました。
今は空手や格闘技の世界から離れていますが、若い時代に真剣に取り組んだ空手に少し未練があるのでしょう。
私は仏教の修行をしていますので、争いごとには巻き込まれないように心がけていますし、また、争いごとに巻き込まれることのないように「縁」を変えていますので、現実に自分が空手の技を使う事はないと思っています。
しかし、運動不足解消や健康維持のために一人で家でトレーニングできる空手はとてもいいものですが、正直、今の私にはもうこういう稽古は出来ませんし、人にも教える事ができません。
例えば空手の正拳突きは次のようなイメージで稽古します。
「相手の胸板(胸の骨)をへし折るようなつもりで背中まで突き抜ける」
ようなイメージで正拳突きを出します。
専門的になりますが、空手の型の中に「転掌(てんしょう)」というのがあります。
この「転掌」という型を大山総裁は晩年よく演武されていました。
この型は派手な動きはないので若い人には人気はないと思いますが、長年空手をやっているとこの型の重要性がわかってきます。
至近距離の接近戦向けの受け主体で攻撃には「掌」を使い、柔らかい円の動きをします。
技は少し違いますが「詠春拳」と空手の型「転掌」は精神性が似ています。
この精神性とは、一言でいうと「先に手を出さない」。
至近距離で攻撃された時の防御法を鍛錬しますので、この拳法、型を稽古していると精神的に安定します。
そして、両方とも船の上で使われた拳法が元になっています。
不安定で狭い船の上で使う拳法は大きい動きを避け、接近戦、特に小手先の技を徹底的に鍛錬します。
立ち方はほぼ同じ、つま先を内側に八の字にして腰を落とす下半身を安定させる立ち方。
「転掌」では三戦立ち(サンチン)立ちといいます。
下半身を安定させるとともに、いわゆる内転筋を鍛えることができ下半身の引き締め効果があります。
呼吸法と一緒に行うと下腹部も引き締めることが出来ます。
その上、護身にもなる。
そもそも、詠春拳の開祖は女性だということですので、女性や年配の方にも使いこなせる拳法です。
ただし、第二次大戦後、中国本土から香港に移住して技を伝えたIpMan葉問師は遺言で「日本人には教えるな」と遺されたそうです。
日本人でこの拳法を最後まで習うことはとても難しいかもしれません。
私はシンガポールでIpMan葉問師の弟子が書いた技術書を買ってはいますが、やはり直接、正しい師匠につかないと技の習得は難しいと思います。
機会があれば香港のIpMan葉問師のご子息の道場に見学に行ってみたいと思っています。
ちなみに今、中国で製作中(来年日本公開予定)の「Grandmaster / 一代宗師(日本題)」トニー・レオン、チャン・ツィイー出演はこのIpMan葉問師の物語です。
このような事を一人考えているクリスマスの一日でした。
9月初めからシンガポールに出張中ですが、このまま年を越し、正月も寂しく一人で過ごすことになります。
帰れるのは来年2月頃になりそうです。
今日はクリスマスですが、まったくそういう気分ではないです。
街は飾り付けやイルミネーションで綺麗にしてはいますが、何せ暑い国ですのでピンときません。
年末の雰囲気も全くしません。
ひまなので今日は一人部屋で買って来たDVDを見ています。
最近、ハマっているのが「IpMan葉問」というカンフー映画です。
カンフー映画といっても、ブルースリーの唯一のカンフーの師匠の物語です。
詠春拳(ウィンチュン)という南派少林拳の流れをくむ拳法です。
映画を見て、空手をやっていた私はこの拳法に非常に興味を持ちました。
今は空手や格闘技の世界から離れていますが、若い時代に真剣に取り組んだ空手に少し未練があるのでしょう。
私は仏教の修行をしていますので、争いごとには巻き込まれないように心がけていますし、また、争いごとに巻き込まれることのないように「縁」を変えていますので、現実に自分が空手の技を使う事はないと思っています。
しかし、運動不足解消や健康維持のために一人で家でトレーニングできる空手はとてもいいものですが、正直、今の私にはもうこういう稽古は出来ませんし、人にも教える事ができません。
例えば空手の正拳突きは次のようなイメージで稽古します。
「相手の胸板(胸の骨)をへし折るようなつもりで背中まで突き抜ける」
ようなイメージで正拳突きを出します。
専門的になりますが、空手の型の中に「転掌(てんしょう)」というのがあります。
この「転掌」という型を大山総裁は晩年よく演武されていました。
この型は派手な動きはないので若い人には人気はないと思いますが、長年空手をやっているとこの型の重要性がわかってきます。
至近距離の接近戦向けの受け主体で攻撃には「掌」を使い、柔らかい円の動きをします。
技は少し違いますが「詠春拳」と空手の型「転掌」は精神性が似ています。
この精神性とは、一言でいうと「先に手を出さない」。
至近距離で攻撃された時の防御法を鍛錬しますので、この拳法、型を稽古していると精神的に安定します。
そして、両方とも船の上で使われた拳法が元になっています。
不安定で狭い船の上で使う拳法は大きい動きを避け、接近戦、特に小手先の技を徹底的に鍛錬します。
立ち方はほぼ同じ、つま先を内側に八の字にして腰を落とす下半身を安定させる立ち方。
「転掌」では三戦立ち(サンチン)立ちといいます。
下半身を安定させるとともに、いわゆる内転筋を鍛えることができ下半身の引き締め効果があります。
呼吸法と一緒に行うと下腹部も引き締めることが出来ます。
その上、護身にもなる。
そもそも、詠春拳の開祖は女性だということですので、女性や年配の方にも使いこなせる拳法です。
ただし、第二次大戦後、中国本土から香港に移住して技を伝えたIpMan葉問師は遺言で「日本人には教えるな」と遺されたそうです。
日本人でこの拳法を最後まで習うことはとても難しいかもしれません。
私はシンガポールでIpMan葉問師の弟子が書いた技術書を買ってはいますが、やはり直接、正しい師匠につかないと技の習得は難しいと思います。
機会があれば香港のIpMan葉問師のご子息の道場に見学に行ってみたいと思っています。
ちなみに今、中国で製作中(来年日本公開予定)の「Grandmaster / 一代宗師(日本題)」トニー・レオン、チャン・ツィイー出演はこのIpMan葉問師の物語です。
このような事を一人考えているクリスマスの一日でした。
