本はおおよそ書店で買います。
この手に取り、装丁を眺め、帯に目をやる。
最初の数ページを読み流し
すきそうだ と思ったものを購入します。
服やその他については、ほとんど気にならないのだけど
絶版になった物以外
CDや本は傷のない真新しいものでないと
いつまでも何かが相容れない気がして
ただ手に入ったらもうそれは わたしのものであるので
多少の汚れや折り目は、致し方ないと
管理に執着するほどではないのです。
まるで厭な恋人のよう
けれどもわたしにとって本というのはある種そういう類のもので
本を読む行為はその延長線上にある。。きっとセックスに近い
映画を観たり、料理をしたり、写真を撮ったりするときとは違う
妙な緊張感があって
さあ読もう、と意気込まないとうまく言葉が頭に入ってこない。
別に難しい内容の本でなくて
娯楽小説だろうと、そのあとがきや解説、
ましてやブログの記事ですら そうなのだから
"誰かの書いた話"を文字のみで自分の中に受け入れるということ自体が
他のそれよりも難しいことなのでしょう
文字を目で追い、意味を考え 空気感を想像する
登場人物のまばたき、声、体温・・
今 何を思っているのか
より物語の本質に迫ろうとわたしも熟考するのだけど
正解のない問題を延々と解かされている気になって
最近、読書ってしんどいな と、ふと。
(想像力が 足りない)
それでも最後の一行に思いを馳せる。
しばし惑わされ
余韻に浸る快感を知っている。
だからページをめくらずにはいられない
ここ数日の残業地獄がおわり
年末まで日々に余裕ができそうなので、
身を投じたいと思います
彼の苦しみとめくるめく文字の海洋へ!
-
