私の中で何かが壊れた
何が壊れたかはわからない
でも何が壊れた
なんだろうと考える間もなく
時間は迫ってくる
何が壊れたのだろう
元から何もないのに
他に何が壊れたのだろう

わかった

自分で作った自分用のかごだ

鳥かごから放した鳥は
大空を飛んでいき
雲を抜けどこか遠くに飛んでいった

いつか出られる日を夢見て
毎日をかごで過ごし
その中から外の世界を眺めた

いつ作ったのだろう
何のために作ったのだろう
自分で自分を閉じこめて
外の世界を見ようとしていたのだろうか

今となってはわからない話だ

鳥になりたいとは思わない
鳥になんかにはなれないから
だから、自分になろう
たった一人の自分というものに