最近、NHKで紹介されていたこちらの本を読みました。

 

「ゼロで死ね」=死ぬまでに貯金を使い切る

 

という、なかなかセンセーショナルなタイトルのこちらの本が、今、話題なのだそうです。

 

過去の記事にもあるように、18歳までに教育資金2000万貯める計画をしていたり

月12万円くらい貯金に回していたりと、

圧倒的に節約&貯蓄派の私にとって、この本は衝撃でした。

 

ぜひこの本を手にして、読んでほしいと思いますが、

「どんな本か分からないし、買うのに踏み切れない」という方や

「とりあえず触りだけ知りたい」という方に向けて、

本文で刺さった部分を抜粋していきたいと思います。

 

 

今しかできないことに金を使う

 

時間と金を最大限に活かすためのカギは「タイミング」人生の充実度を高めるのは「そのときどきに相応しい経験」

 

節約ばかりしていると、そのときにしかでいない経験をするチャンスを失う

 

これを読んだとき、唸りました。

確かに私は将来のためにお金を一生懸命貯めているけど‥‥。

 

例えば、本当はもっとお出かけとか旅行したいと思っているんです。

でも、今散財してしまうことで、将来後悔したくないという思いのほうが強くて、

わりと抑圧された生活を送っています。

 

よく考えれば、4歳の息子と体験できるのは「今だけ」だし、

中学生や高校生になったら親と旅行になんて行ってくれない。

老後に旅行しようと思っても、足腰が痛かったり、持病があったりしたら、

遠くにも行けないかもしれない。

 

私は、今だけしかできないことをないがしろにして、何をしたいんだろう…?

 

 

人生で一番大切な仕事は「思い出作り」

 

今の生活の質を犠牲にしてまで、老後に備えすぎるのは大きな間違い

 

人生を最大限に充実させ、たった一度の人生を価値あるものにしよう

 

いやいや、そうはいってもお金が大事だよ。子どものために残しておかなくちゃ。

って思ってしまう気持ち、すごくわかります。私もそうでした。

 

もしちょっとだけ、今の人生を見直してみようかな?もう少し詳しく知りたいな?という方は、

ぜひ本を買って読んでほしいと思います。

相続の話とか、いろいろ書いてありますので、どんな年代の方が読んでも大丈夫です。

 

特に「思い出の配当」の話は、なるほどなぁと思いました。おすすめです。

 

 

  影響されやすい私は…

 

3年かけて卒園旅行の積み立てを計画していた(逆に言えば、それまで旅行の予定はなかった)んですが、

この本を読んだ次の日に、旅行の予約をしました!!笑

今の息子とお出かけしたいと、強く思いました。

 

あとは、あんまり深く考えずに「老後はお金があればあるだけよいだろう」と思って貯め続けていましたが、

本当に必要なお金ってどのくらいだろう?

それ以上はむやみに貯めまくる必要はないんだな~と思うことができました。

 

退職金、iDeCo、個人年金、公的年金、つみたてNISAなど、いろいろやってますもんね。

ここらで一度整理したいなと。

 

  後悔したくない人は一日でも早く読もう

 

この本のおかげで、自分の人生やお金に対する考え方をもっと柔らかくすることができたと思います。

みなさんもぜひ手に取ってみてください。