中心のある家 「建築家・阿部勤自邸の50年」と竣工から13年後の自邸 | 薬理's BLOG

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物欲街道爆走中 ヽ(;´Д`)ノ

今、予約しようか悩んでいる本です。(-公-) ウーン

 

自邸建築に大きく影響を受けたのは20世紀稀代の建築家であったLouis I.Kahnですが阿部勤氏の自邸に出会ったのは2005年に発刊された建築家の自邸2という本でした。

 

書店で偶然見つけたものではあったけど表紙の阿部氏自邸に強く惹かれて購入。

 

植栽に囲まれた建物は建築家R.Kappe自邸(1965)を彷彿とさせてくれます。

 

 

設計時に自宅周辺は商業施設と住宅が混在する地域のため緑が少なく、できるだけ人工物を排除したいと思い、桜や紅葉を中心に移植する設計を建築家に依頼していたためかなり参考になりました。

 

竣工から13年後の自邸外観。外壁完成直後の下画像と比較すると枯れた感じのグレー系統に脱色され、サッシ窓枠とのカラーパランスが取れています。

 

また、少なくとも数年毎に造園会社に手を入れてもらってはいるのですが木々に鬱蒼とした感じが出ています。

 

敷地内に一歩足を踏み入れると周囲の喧騒から隔絶される感じがして夏の室温上昇を僅かですが抑えてくれています。

 


 

害虫対策は大変だったりもしますがそれを上回る心身への効果は実感できるので立ち読みした上でどうするか決めようかなと思います。

 

 

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