木暮実千代 | 旗振りのジョーのブログ

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競輪と旅と美食大食が大好きな個性派が気の向くままに日々のよしなしごとをつづります。

「きぐれ」ではなく「こぐれみちよ」😅


往年の大女優だ。


拙者は、名門幼稚園の卒園生なのだが、在園時の遠足の後で母親たちが記念写真を撮ろうと殺到した女性がいた。それが戦前からの大女優・木暮実千代さんだった。子供が同時期に在籍していたのだ。


ついでに言えば、鶴田浩二の子供も在籍していたはずだ。


今夜の「男はつらいよ 噂の寅次郎」は、声が苦手な「桃井かおり」がマドンナ役なのでパスした。ついでに書けば「岸惠子」「渡辺えり」etc.も声が苦手だ。


しかし、最後の十数分だけ見たら、木暮実千代や布施明(やっぱり歌が上手い)が共演していたので少し後悔した。





木暮さんは、小津先生の「お茶漬の味」溝口先生の「祗園囃子」「赤線地帯」内田吐夢監督「宮本武蔵」etc.に出演している。「祗園囃子」は若尾文子の出世作だが、現実に当時の若尾文子のような舞妓さんがいるなら・・・してもよい。


ドラマでは「妖艶な悪女・情婦」役が多かったが、実生活では良妻賢母で篤志家でフォスターペアレントとして恵まれない子供たちを援助したそうだ。


先週の「寅さん」は、山田先輩に大船撮影所に招待された時の作品でマドンナ役は大原麗子だった。さくら役の倍賞千恵子さんたちに親切に応対してもらっていたのだが「もうすぐ大原さんが来る。彼女は部外者がいると不機嫌になる」と突然スタッフに追い出された。😅


先週は西武園にいたし、BSテレ東放映のものはCMだらけなので録画予約する気になれなかった。見たくなったらいつでも見られる。


来週の「翔んでる寅次郎」には、小津先生の「東京物語」(高校の文化祭で自主上映)、溝口先生の「山椒大夫」(山田先輩も溝口先生の最高傑作とおっしゃっている)「近松物語」に出演している香川京子さんが出演しているので拝見したい。