本日、誕生日を迎えました。
レッスンで使用している
2台のグランドピアノ。
左側の黒いYAMAHAのグランドは、
私が10歳の時の
父からの
誕生日プレゼントでした。
かれこれ
長い付き合いになりますね。
最近は、
スタインウェイの方で
練習することが多かったのですが、
先週YAMAHAを弾いてみたら
何か音のイメージが違うような。
ピアノは置かれている環境に順応し、
音色が変化するとも言われますが、
弾き手にもより
変化しますね。
私のYAMAHAちゃん
もしかして
最近、私に弾いてもらえなくて
ご機嫌斜めなのかしら…。
そう感じ、
この一週間
YAMAHAのピアノを
弾いてみました。
そうしたら、
やはり
私のYAMAHAの音に戻りました！
ピアノを弾く時、
「楽器と対話するように」
とはよく言われることですが、
YAMAHAとの対話が出来ていなかった音から
YAMAHAとの対話から生まれる音へ
変わったのだと思います。
本当に
ピアノは奥深いですね。
私のピアノ人生だけでなく、
10歳からこれまで
私の全てを知っているYAMAHA。
練習することは
それだけピアノと向き合うことです。
そのことにより
自分の感情に気付かされることも
多々あります。
「私のYAMAHAの音」
「私の楽器の音」
に戻ってから、
はじめてピアノがうちに来た時の
10歳に戻ったような
初々しい気持ちで
弾いておりました。
このピアノは、
10歳の父からの誕生日プレゼントでしたが、
結婚する際、
母がお祝いにと
オーバーホールする
(ピアノを工房に預けて分解し、
弦、ハンマー、フェルトなどの部品を
新しいものに交換して、
再度組み立てることです。
ピアノの大がかりな修理)
費用を出してくれました。
オーバーホールは
信頼する大阪の松本さんにお願いし、
スタインウェイ社が使用している
部品に交換していただきました。
ですので、
見た目はYAMAHA
中身はスタインウェイなんです。
見た目はYAMAHAといいましたが、
中の塗装や
YAMAHAのゴールドのネームも
スタインウェイ色のゴールドに
塗ってくださっています。
スタインウェイも
大切なピアノなのですが、
YAMAHAのピアノは、
両親の愛情がたっぷり詰まった
私にはかけがえの無い1台なのです。
宝物です。
そんな楽器で
生徒さまとレッスン出来ること。
その環境に
関わってくださる
全ての皆さまに感謝です。
ありがとうございます。
先日、
レッスン後に
わざわざ
「お誕生日おめでとうございます」
とお花を届けてくださった保護者さま。
生徒さまが書いた
メッセージカードも嬉しいですね。
お気持ちありがとうございます。
とても良い香りのお花に
気持ちが満たされます。
花びらのグラデーションも
とても美しく。
素敵なお花を
ありがとうございました。
これから梅雨の時期がきますね。
当教室は、
梅雨時期に限らず
一年中24時間
エアコン、除湿機加湿器、空気清浄機を
稼働させ
楽器を管理しています。
これは
スタインウェイを
譲り渡してくださった先生が
そのような管理をされていましたので、
私のところでも
同じように管理させていただいております。
少し前に
Zoomの中で、
「画面からでも
ピアノを大切にされているのが
伝わってきます」
とお話してくださった方がいらっしゃいます。
嬉しいですね。
2台のグランドピアノでの
生徒さまとのレッスン。
そして、
自分のピアノレッスン。
また今日から
新鮮な気持ちで
取り組んでいきたいと思います♪
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