他教室から移動してきた生徒さま。


譜読みが苦手でも耳コピは得意。

困った時はYouTubeに頼ってきたそうです。


本人とお母様
初めてお教室にいらした時


楽譜が読めるようになりたい
   (なってほしい)」

とのお話でした。



そこで私からは譜読み時の
YouTube禁止令

耳コピ出来ることは
それはそれで素晴らしい才能ですが、


それとは別に
楽譜を読むことも含めて
基礎的なことを
しっかりレッスンしていきましょう
ということになりました。





譜を読むのが苦手な子にとって、
一から自分の力で読むのは大変ですから、
新しく宿題になる曲は
主となるリズムの読み方や
構成などを説明し、
ある程度理解してから
自宅で練習してきてもらいました。

その曲によく使われているパターンを
理解し、弾けると
あとはほんの少しの応用です。


それでも
今まで譜を読んできていませんので、
なかなか大変だったと思います。


私とレッスンするようになって、
自宅での練習の様子も変わりました
とお母様が仰っていました。


4月は、
新しい曲の解説無しに
宿題として渡してみると、
1人で読めるようになっているではありませんか!


多少の読み間違いはありながらも、
最後まで譜読みできていました。

「読めるようになったね
と話すと
照れくさそうにニコリと。



弾いていて間違えてしまった時、
以前は記憶を頼りに
適当に鍵盤上で
音探しを始めていましたが、
今は、楽譜に戻ります。



「ここから弾いてくれる」
と言っても、
以前は曲の途中から弾き始めることが
出来ませんでしたが、

今は、ここからと
私が指さした楽譜の箇所から
弾き始めることができます。


私も嬉しく
「出来るようになってきたね」
を何度も繰り返し言っています。



小さい時からピアノを習いはじめ、
ピアノ歴はかなり長くも
譜を読まずに過ごしてきた子が、
数ヶ月私とレッスンして
楽譜を読むという
自分の課題を越えていく姿
感慨深いです。



頑張りましたね。





保護者さまからいただいたメッセージ

↓↓↓

先生にレッスンしていただいた後、
娘が目をキラキラさせて帰ってきます。
以前より丁寧に
楽譜と向き合っている姿と変化に
驚いています。
まだまだ譜読みが苦手な娘ですが、
先生が御指導くださったおかげで
譜読みの大切さが分かり、
頑張って取り組んでいるように感じます。




お母様にも変化を感じていただけて
嬉しいです。


所属のオーケストラの練習では、
小さい子に楽譜の読み方を
教えてあげていることも
教えていただきました。


あの〇〇ちゃんが
譜読みを教えてあげられるようになるなんて!



人に教えてあげるということは
何となくの理解では
出来ないことですし、

人に説明することで
自分自身の理解も深めているのだと思います。


もう1段、
ステップアップする時かもしれませんね。





苦手でも出来ないわけでもなく、
やり方を知らなかっただけ


繰り返し本人とお母様に
お伝えしてきました。



やり方分かってきましたね!

少し難しい曲に
チャレンジさせたい気持ちが
ムクムクと湧き上がってきましたよ♪











 







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