これまで
美の学びを続けてきました。

この1年も
尊敬する酒井先生と
酒井塾で学んでおります。



自分でも
ピアノの先生が美とか美しさとか
いうのは、
果たしてどうなのか…。



時々、思うことがありました。



メイクのプロフェッショナルもいれば
ファッションのプロフェッショナルもいる



あなたは何のプロですか?

と聞かれたら
私は「ピアノ」と答えるでしょう。




その私が
美を語ってよいものか。 



芸術の美しさと
外見の美しさは
語るには質が違うように感じ


どこか自分の中で
解消し切れていないものがありました。




それが、
この1年間の学び
そして最後の授業で
全てがスルスルと繋がりました。





 【綺麗になることは自分になっていくこと】



私がしたかったのはこれでした。


もちろん、
造形としての
美しさも増していくのは
女性として嬉しいことです。



ですが、
私が磨きたかったのは
誰かに見られるための美ではありません。




授業の中で
 【世間と社会の違い】
についてお話してくださりました。


私は長い間
世間から遠ざかってしまった
と思っていましたが、

一番
自分が繋がりたい社会を無くしてしまった

繋がりたい社会と
繋がっていられなくなってしまったから、
あれだけ落ちてしまいました。


世間とも繋がりは無くしましたが、
社会を失ったことが
私には大きなダメージだったことに
気づくことができました。


それだけ
私にはピアノは大きなものだったことも。




世間とは、いわゆる広い世の中。
どうでもいい 
世間の目を気にして、
遠慮し、
小さくなっていたのが以前の私。  



誰か分からない、 
それも1人か2人かしかいないような
批判の目をとても恐れていました。




それは、子どもの頃浴びた言葉

かっこつけてる
気取ってる
お嬢様のくせに
なんかムカつく

のトラウマがあるからです。


黙っているのに
なんかムカつくと言われたら
もっと自分を殺すしかありません。



 


それに対して
社会は、みんなでつくる場。

自分が嬉しい、楽しいと感じる波長が
その場の集合意識となる
とお話くださいました。





もう1つ
私がとても心を動かされたのが




 【マナーとエチケット、作法の違い】




場を作るのが作法
自分のことをないがしろにしていては、
作法は生まれない。

自分も相手も
心地よくする場を作るのが作法。

 

そして、 
美しさにも
調和、やさしさ、バランスなどの
作法がある。





【美しさの作法】



私がずっと学びたいと思ったのは
きっとここです。




私は
ピアノに携わる私を
日常から表現したかった。

でも、世間の目が怖かった。

それを、
私にとっての
お教室という社会が出来たことで、
表現することが出来るようになりました。

  

SNSを読んでいらっしゃる
保護者様方は
私が美や美意識について書くことを
なんと思うかしら…
となかなか書けなかったこともあります。
  


ファッションやメイクが
外側だけ取り繕う
チャラチャラした美に受け取られ
誤解がうまれてしまったら嫌なので
あまり語らずいました。




ですが、 
去年くらいから
少しずつ書き始めています。

   


今年の
保護者様アンケート
で頂いたお声に、


美しさ、美意識、感性、豊かさ、表現
など



私が大切にしているもの
ピアノのレッスンを通して
得てほしい
磨いてほしい
と思っているワードが
たくさんありました。



生徒様、保護者様、そして私とで
作法を持って
お教室という場を作っていくことが
出来ているように思え、
とても嬉しかったです。







【表現することは自分と繋がっていくこと】




その表現の方法として、

私にはピアノの他に
言葉外見があります。


想い、考え、行動、外見力が 
一致しているから、
人に響くとも仰っていただきました。




全部が重なると、
柔らかさが生まれ、
音のハーモニーのように
共鳴して拡がっていく。





私が変われたのは
表現をやり続けたから。




オンラインサロンで
自分を隠すことなく
話し始めると
応援していただけるようになりました。


人に共感してもらえるって
こんなにも
心強いものなのだと知りました。



オンラインサロンから
少し社会を広げて


私はピアノをもっと伝えたい


の思いから飛び込んだ
オンラインの講座でも
受講生同士
お互い応援しあいながら、
また社会を拡げることができました。



そして今は
いよいよ個人で発信しています。



あれほど怖かったSNSですが、
突き落とされてみると
今は心地よい場になっています。


全国の先生方と繋がることが出来たり、
私のお教室に共感くださり
ご入会いただいたり。




3年前の酒井先生のレッスンでは



表現出来るから好きになれる
表現出来るから認められる



と教えていただきました。



外見だけでなく
ピアノにも通じることだと思います。


自分の演奏が出来て
はじめてピアノの魅力を知り
本当の意味で
好きになれるのではないでしょうか。




今年1年間
また先生と学んで
そのことがようやく
本当の意味で分かったように思います。







2020年ピアノに復帰し
さて、私はどうありたいのか
自分に問い出しました。
 
そして、2021年に
それを見つけたく
酒井先生と学び始めます。

2020年の写真が
ボケているとはいえ、
2020年と2021年
たった1年違いの自分にビックリです。



2022年には新たなメイク教室で学び
表現の幅が広がりました。


2023年は
肩肘張らず
これが今の私ですといられる
柔らかさを身につけられたようです。


並べてみると
面白いものですね。




私だって変われるんです
特別な人ではない私だって。





ピアノも私はそうでした。


特別な能力があるわけでもない私は
真面目に正しく弾くことしか
許されないと思っていました。

表現というのは
その先にいる人達に
許されること。



何故かその呪縛がありました。



ピアノを離れる前より
明らかにテクニックは落ちていますが、
それでも
素敵ですね
好きです
と仰っていただけることは増えました。



何か伝えること
想いを表現すること
出来るようになったのだと思います。



生徒様には
ピアノを通じて、

その人の背景の美しさ
人となり、美意識を
感じ取ってもらえるよう
なっていただきたいですが、

先ずは私がそういう人で
いられるよう
今後も
表現をやり続けていきます。




 


そして
これからも
美を磨き
作法を持って
お教室を作っていきたいと思います






3年前、
酒井先生のレッスンにお申込する時も
私なんかが受けてよいものなのか…
と崖から飛び降りるような
気持ちでしたよ。







案外、突き落とされたいタイプなのかも。



自分の師とする方には
絶大な信頼をおく私。

その人になら
突き落とされようが
蹴落とされようが
何が何でも学んでみたくなるのは
ピアノと同じです。




酒井先生、
一緒に学ばせていただいた皆さま
ありがとうございました。










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HP

 






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