ショパンのピアノコンチェルト
大好きです!


何回聴いても良い曲。



1番も2番も好きです。



若い頃は2番の方が好きでしたが、
この数年は1番派。




その1番を
ワルシャワフィルの演奏で
岩手で聴くことが出来る。




何故か、
この日は行けないと思い
諦めていたのですが、

数日前に
せっかくだから行ってきた方いいよ
と夫が薦めてくれまして。



もう良い席ないわよね
と期待せずに調べてみたら
S席中央のど真ん中が
一席だけ空いていました。

導かれるように
聴きに行ってきました。










1曲目
ルトスワフスキ  /  小組曲

初めて聴いた作品でした。
ポーランドの民族音楽を
素材に用いた曲
と解説にありました。
様々な楽器の魅力も満載で
「笛」
「万歳ポルカ」
「歌」
「踊り」
の4曲それぞれ
惹き込まれました。


ワルシャワフィルの奏でる
ポーランドの音楽に
魅力されたところで





ショパン / ピアノコンチェルト第1番
ピアノ   小山実稚恵さん

 

 
このコンサートは
岩手県民会館開館50周年記念
特別演奏会


地元出身ピアニスト
小山実稚恵さんがソリストでした。





小山さんは
1985年ショパンコンクール4位入賞。

地元の新聞に
今回の演奏会について
インタビュー記事が載っていました。


ワルシャワフィルとの共演は、
もしかしたら 
ショパンコンクール以来ではないか。
コンクールに出場した時、
「冒頭のシからミの2音。
   たったそれだけのところに
   こんなに情熱を込めるんだと感じた。」
解釈がどうとかではなく、
心とか魂を歌うんだと思う。
あとはやっぱり
ショパンに対する尊敬の念と誇り。
そこはどんなに勉強しても侵せない
特別なものがある。





こちらの
インタビュー記事を読んでいましたので、
ピアノソロが入るまでの長い時間。
小山さんが、
どんな思いでピアノの前に
座っていらっしゃるのかと
じっと見ていました。

お顔の表情まで
よく見えるお席でしたので。



小山さんのリサイタルを聴いていると、
弱音へのこだわりを強く感じ、
私の中では
最近はシューベルトの人の
イメージなのですが、
この日の小山さんは
最近私が持っている印象とは
また別のピアノでした。

この日
私好きだったのは3楽章。
軽やかではありながら、
とても熱の伝わってくる演奏。
作品の持つ若さと
小山さんの円熟味が
良い具合にミックスされ
素晴らしい演奏でした。



演奏後は
小山さんも感極まったような表情をされ、
指揮者のボレンコさんと
挨拶なさっていました。




ボレイコさんの指揮が
素敵なのは当然なのですが、
ステージの立ち振る舞いが
ジェントルマンで。





オーラ品格
ステージに拡がっていました。


 




後半は
ブラームスの交響曲2番。


演奏前にアナウンスがありました。

演奏会前日に届いた
小澤征爾さんの訃報を受け

「私たちは
    2楽章を
    素晴らしい人間性と
    類稀なる音楽性に捧げます。」


音楽は
憧れ喜び
悲しみ祈り
全ての感情を表現できるもの。

そう感じました。





岩手にいながら、
ワルシャワフィルの音を浴びました。


しかも
来日スケジュールを見ると

2/7、2/8サントリーホール
2/11みなとみらいホール

日本の主要ホールの間に
岩手公演って!
なんてついていることでしょう。




残念だったのは
子供の姿があまり見られなかったこと。

小中高生は
チケット代金半額で
聴くことができたのです。

東京まで行かずとも
岩手で本物を聴く事ができる
チャンスでしたのに、
なんともったいない…
と思ってしまいました。




1973年
岩手県民会館
主催公演のオープニングを飾ったのも
名門ワルシャワフィルだったそうです。


また岩手で
聴ける機会を
楽しみにします。









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