閲覧注意⚠️


···········································································
コンサートの内容ついて
書いていますので、
これからツアーを
お楽しみにされていらっしゃる方は
後ほど、
コンサート後に
お読みいただくほうが
よいかもしれません。
···········································································


昨年、秋。
夜な夜なYouTubeでの
ライブ配信を見ては感動。


なかなか感動も醒めず、
寝付けない時を過ごしました。


過去の投稿を
お読みくださっている方は
お分かりになりますでしょうか。



ショパンコンクールです。


若手ピアニストたちの
熱い熱い演奏に
惹き込まれました。

その中でも
心に深く入り込んできた
演奏がいくつかあり、
強烈に印象が残っています。



その1つが、
第3次予選
小林愛実さんの
ショパン作曲
24のプレリュード(前奏曲)


心·技·体が一体化し、
素晴らしい集中力で
弾ききった演奏を聴いた時は、
小林さん優勝しちゃうかも
と思ったくらい
素晴らしい演奏でした。

その演奏が聴ける!

迷わず仙台のチケットを購入しました。



夫も聴きたいと
一緒にでかけましたので、
移動は車。
もちろん、お供も。

何故かクールなお顔をされている·····



行きの移動時間も
私のワクワクは止まりません。


久しぶりの電力ホール。


過去に聴いた
印象深かったコンサートも
思い出しながら入場。


残念なことに、
なぜかプログラムがなく、
ポスターさえありません。

ホールのドア付近に
プログラムが書かれた掲示が一枚。



初小林さんのリサイタルでしたので
プログラム欲しかったです。



会場は、超満席。
皆さん、楽しみにいらしたのですね。

開演5分前のアナウンスが流れると、
その後、物音一つしません
まだ、始まらないことは
聴衆の皆様お分かりなのでしょうに、
いつステージに登場されてもよいような
緊張感漂う空気が5分間続きました。



前日の清塚信也さんのコンサートとは
真逆な印象です。

お客様も集中力高く
深く音楽を味わいたい方々が
集まっているのかなとも思いました。



シューマン、シューベルト
どちらも繊細でいて深く、
心のひだというのか
心の機微というのか
細やかに表現されていらっしゃいました。


そして、
とってもとっても楽しみにしていた後半
ショパンのプレリュード。


想像以上でした。


世界観とか
いろいろな言葉があると思いますが、

全身全霊、
生命を削って弾いているような
演奏に私には届きました。


プレリュードは1曲1曲は短い作品ですが、
24曲通して弾くと大作です。
 

そして、
通して聴くと
曲全体の構成。

3番目の曲の後に、
何故4番目の曲があるのかという
大きなストーリーがみえてきます。


小林さんのプレリュードは、
私には人生のストーリー
生涯をかけた渾身の演奏に聴こえ、
途中から涙が流れてきました。


演奏会で涙をながしたことは
これまでもあります。

目が熱くなるとか、
涙が浮かぶとか、
ポタっと落ちるとか
いろいろな涙があると思いますが、
ボタボタ涙が落ちてきてしまって。
鼻は出るは。。。

マスクがあって、
本当良かった。

小柄でいらして、
大音量なピアニストではありません。

それなのに、
あの熱量。
そして、テンション
ほとばしる情熱
どこまでも繊細なピアノに
私の魂もどこかにいってしまったようで
完全に心酔して聴きました。


本当に美しい弱音でした。
美しい弱音の種類
あの方は
どれだけ持っていらっしゃるのでしょう。

聴いていて、
タッチの速度の差を私は
とても感じました。

弱くたっていろいろなタッチがある。

速度だけなく、
角度や面などいろいろな
奏法がありますが、
本当に本当に突き詰めて、
選び抜いた極上の音
聴かせていただいているようでした。



プレリュードを弾き終えて
アンコール前に、
少しお話してくださいました。

「目にゴミが入って」

本当に入ったのか、
涙が·····という意味なのか。

私の涙の目では
表情までは見えませんでした。



アンコールはショパン3曲。
最後は、
スケルツォの2番。

第3部くらいのボリュームでした。


本当に美しい世界へ
連れて行ってくださいました。



黒い涙が流れていないと
スマホを見たら、
湯気が出そうなくらい
必死に聴いたせいか
モジャモジャに



いつまでも余韻ひたり、
なかなかテンションの下がらない私でした。


帰りの車では
我慢できずに買ったケーキをペロリ。




朝からお付き合いのワンコは
いつもながらぐっすり。





ショパンコンクール
2回連続入賞のピアノは本物。

本当に本当に感動でした。



インタビューで、
17~20歳の時
ピアノを弾きたいと
思えなくなったことがある
というお話を読んだことがあります。


子どもの頃の動画も
YouTubeで見られますが、
天才少女と言われた方も
悩まれるのですね。

でも、
その苦悩があったからこそ
ああいう音が出せるのではないかと
感じました。


苦悩があるから
喜びもある。

小さな喜びにも
より気づくことができる。



自分を省みても、
そう思っています。

素敵なピアニストでした。

今年1番の感動をいただきました。



こちらのコンサート。
実は、約1週間前。

大きな感動過ぎて、
上手く書けませんでした。

約1週間経ち
どれだけの感動が
自分の中に残っているのだろうと
書いてみました。


今日は、私はお誕生日なのです。

自分で書いてまた感動を思い出し、
自分へもプレゼントです。

読んでくださった皆様にも
音楽の力を
何かお伝え出来ていると良いのですが。









 YouTube



HP








 🎼..•*¨盛岡市のピアノ教室¨*•.¸¸🎶
     レッスンのお問い合わせは
     こちらからお気軽にどうぞ
              ↓         ↓         ↓