水面への映りこみ | 画家l渡辺美香子の世界(色鉛筆&more)

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心穏やかな風景を描き続けて40年近く、
もっとワクワクすることもやってみたいな、
と色鉛筆画の可能性の探求から始まった新たな挑戦。
さらに画材の制限から自由になった先にあるものは・・・?
渡辺美香子の教室や個展のお知らせ&日常の気づきなどを
お届けします。

こんにちは。
色鉛筆画の渡辺美香子です。

個展で作品をご覧になった方の反応の多いのが、
水面への映りこみの描写。

教室に来ている生徒さんも
早くそれを描きたい、と思ってらっしゃる方、
結構多いみたいです。

自宅の裏には大きな池があって、
リビングから、居ながらにして映りこみの様子を
見ることができます。

また、池の周りは公園になっていて
ぐるっとひとまわりできるようになっているので
ウォーキングのついでに
いろんな表情が見れたりもします。

風がなく、水面がまっ平らだと
鏡のように、上下対称。
雲まで正確に・・・

映り込み4


風があって波立っていたり、
雨が降ってたりすると
映りこみの画像もアバウトになるし


映り込み2

映り込み3


映り込み7


お天気よくても ほとんど映りこまない日もある・・・

映り込み8

映り込み6


雨が降っていても
風がほとんどないと

小雨の間は 結構しっかり映っています。

映り込み

雨の量が少し増えると、たちまち建物の輪郭がぼやけてきました。

雨、映り込み

そして雨の量が増えるにしたがって、映り込みはますますぼんやりに・・・雨、映り込み2


と、こんな風に、どんどん映りこみ具合が変わるので
絵にするとしても、どれが正解、というのはないわけですね。

身近にあるということで、
私の絵に登場するのは、池や湖が主。

川や海は同じ水でも動きがあるので
また見え方は違うと思います。

機会があったら、またそれも観察してみたいと思います。