色鉛筆画の渡辺美香子です。
個展で作品をご覧になった方の反応の多いのが、
水面への映りこみの描写。
教室に来ている生徒さんも
早くそれを描きたい、と思ってらっしゃる方、
結構多いみたいです。
自宅の裏には大きな池があって、
リビングから、居ながらにして映りこみの様子を
見ることができます。
また、池の周りは公園になっていて
ぐるっとひとまわりできるようになっているので
ウォーキングのついでに
いろんな表情が見れたりもします。
風がなく、水面がまっ平らだと
鏡のように、上下対称。
雲まで正確に・・・
風があって波立っていたり、
雨が降ってたりすると
映りこみの画像もアバウトになるし
お天気よくても ほとんど映りこまない日もある・・・
雨が降っていても
風がほとんどないと
小雨の間は 結構しっかり映っています。
雨の量が少し増えると、たちまち建物の輪郭がぼやけてきました。
そして雨の量が増えるにしたがって、映り込みはますますぼんやりに・・・
と、こんな風に、どんどん映りこみ具合が変わるので
絵にするとしても、どれが正解、というのはないわけですね。
身近にあるということで、
私の絵に登場するのは、池や湖が主。
川や海は同じ水でも動きがあるので
また見え方は違うと思います。
機会があったら、またそれも観察してみたいと思います。