昨日、TVで、太平洋戦争中ボーイングB29を撃墜した
旧陸軍パイロットの体験談を聞いた。
そして、今日はボーイング787のバッテリートラブルに関する
日本向けブリーフィングを見ている。
モニターには「日本の皆様は重要なパートナーです。」とか
言ってるボーイング社のCEOが映っている。
ボーイング787製造における日本企業の担当比率は35%。
当機搭載のバッテリー本体も日本製とのこと。
参画日本企業は、主なものでも、
三菱重工・川崎重工・富士重工…ですと。
これらは、かつてそれぞれ「零戦」「飛燕」「隼」等の開発を
担当していた企業群ではないか。
まさに、かつての敵味方入り乱れての航空機産業ドリームチームだ。
因みに先の旧陸軍パイロットの方の愛機は、
川崎飛行機のKi-61「飛燕」だった。
それにしても、70年前から現在まで、短いようで長いものだ。
世界の様相はこんなに変わってしまうものなんだな。
歴史を追っていると、この歳月の流れに、時々とまどうことがある。