ジョンの同僚がバンドを組んでいるというのは聞いてましたが、どんな音楽なのか
知りません。
今日は彼女たちがバーで演奏しているというので、ジョンと2人で行ってきました。
ブリスベンにはウエストエンドという、若者に人気の町があります。
どんな町かというと、ヒッピーが好きそうな町。
え、ヒッピーが好きそうな町ってどんな町??
実は私にもよくわかりません。でもジョンはウエストエンドをヒッピーの町だというので、
そうか、ヒッピーのまちかぁ、と思っているだけなんですけど。
ところで、ヒッピーって何なんでしょうね。
ジョンと出会ったばかりの頃、「僕、昔ヒッピーだった」というので、
私は思わず「何?ホームレス?」と、聞き返したんです。
私は、ヒッピーが歳をとるとホームレスになると思ってたんですよ。
ところが、ジョンの友人にものすごくお金持ちのヒッピーがいて、
そうかそうか、ヒッピーとホームレスは別物らしい、と気がついたわけです。
ただ、ジョンが言うヒッピーとは、いわゆるニューエイジのことで、
エコロジー・菜食主義・イルカ・ヨガ・マンダラ・禅・瞑想・ヒーリング・占星術・UFO
こんな言葉が似合いそうな人たちのことなんですが。
まあ、そんなわけで、ヒッピーの町ウエストエンドに行って、ヒッピーに囲まれながら、
演奏を聴いてきました。
ところが居心地が悪い。
いえいえ、雰囲気はいいんです。でも私が場慣れしてなくて、もじもじもじもじ。
もじもじしながらジョンの胸の中に隠れている私と比べて、
ジョンの同僚、パトリシアの堂々としていること。ステージの上で照れる様子もまったくない。
まだ23歳だけど、いい意味で貫禄があって、
健康的な体から発散する色気というかなんというか、同姓の私が見ていて嫌味がなく、
だけど絶対に男性の目を惹くだろう色気。
黒のタンクトップにベージュのジーンズ。ウエーブのかかったブルネットの長い髪。
その長い髪を無造作にかき上げるしぐさも、まったくもってサマになっていて、
23歳でこれだもんなぁ・・・降参です、日本人の私。
演奏の合間にジョンに耳打ち。
「まだ23歳でしょ?すごいね、あんなに堂々としていて。
私が23歳のときなんて何にもできなかったよ。拒食症だったし・・・」という私に、
「パトリシアは小さいときから両親の愛情とサポートをいっぱい受けてきたんだ。
Misaoの人生のスタートと違うんだから、彼女と比べる必要なんてないよ。」
ジョンが私に言ってくれた言葉は、同時に彼自身にも言っている言葉なんだろうな、
と思いながら、子供時代の育てられ方というものを、またまた考えてしまった私。
ジョンの娘を見て「あの子は摂食障害にならないだろうなあ」と思ったときと同じことを、
パトリシアを見ながら思いました。
そういえば、私の周りにいたヒッピー達は、どんな子供時代をすごしたんだろう。
精神世界に住む彼らの心は静かなのかなあ。
明日は出会いの話を書きま~す。
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