結婚で変わってしまう人生 | 「拒食症が治ったら」じゃなく、治る前から社会に出よう!世界に飛び出そう!

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「拒食症が治ったら、あれもしたいしこれもしたい。」だけど本当は、拒食症が治ってなくても、仕事もできるし海外へも行ける。知恵と勇気を上手に使えば、いろんなことができるんだよね。

私には、「なんで別れないんだろう」と、他人事ながら、やきもきしてしまう知り合いの女性が

何人かいるんです(いたんです)。


一人は私の母で、一人は私の姉。

母は晩年、父と仲良く暮らしていたので、これはもう私の出る幕じゃないくて、よくがんばったね、と

ひたすら思うだけ。

でも、じっと我慢しているだけの母を、可哀相に思いながらも、あんな生き方はしたくない、

と思ったのも事実で、これはちょっと複雑です。大好きな母だけど、お母さんのようになりたいか?

と聞かれたら、首を横に振るだろうなぁ。 (ごめんね母さん)


母のカッコよかったところは、父の悪口を言わなかったとこかな。

お陰で、私は父を軽蔑した時期はあっても、最終的には好きでいられて、感謝感謝です。


姉は結婚してからずっとず~っと旦那さんの文句を言ってます。

最初は気の毒に思ったけれど、聞くもの飽きちゃったなぁ、というのが正直な感想。

姉は私と違って息抜きの仕方を知っているし、ものすごく働き者だし、離婚しても生きていけるだろうに。

結婚を続けるそのエネルギーを、もっと早くにどこかに使えばよかったのに、と思ってしまうのは

ちょっと意地悪?


でも、これは私に子供がいないから言えることかもしれません。

子供がいるからといわれると、私としては黙るしかないですね、いつも。


私の知り合いに、とても穏やかで、ユーモアもあり、お嫁さんとも仲良くしている女性がいます。

彼女の可愛いところは、お嫁さんの悪口を一言も言わないところ。

言わないどころか、息子の嫁は最高だ、と信じているところが本当に可愛い。

「お嫁さんの事、まだよく知らないだけですよ」と言ってあげたいところだけれど、

それはお節介というものでしょう。


ただ、あれをしたい、これもしたい、とよく言うんですが、まったく実行に移さないのが玉に瑕

(「たまにきず」といいます)。どうせダメに決まってるから、という決まり文句で話は終わります。

ま、既に70代後半なので、何事にも引っ込み思案になるのは、わからなくもないのですが。


彼女の息子さんが話してくれたことには、彼女はNSW(オーストラリアのニューサウスウェールズ州)で

水泳のチャンピオンだったし、NSWで女性初のドライバーインストラクター(運転を教える人)だったとのこと。

看護師をずっとしていて、NSW中をまわって仕事をしていたというから、今から50年ほど前の

オーストラリアでは、かなり活発で大胆な女性だったに違いないでしょうね。


そんな女性が今も実在していたら、ぜひ話をしてみたいものだわ。


さて、それほど活発で、女性としてはかなりカッコイイ生き方をしていたと思われる女性が、

どうして、どうせダメだから、と、そんなことばかり言う老後を送ることになってしまったのか。


息子さんは、その輝かしい20代のあとに、彼女(彼にとってはお母さん)に何が起きたかを話してくれました。


彼女はある男性と出会い、恋に落ちて結婚したんです。

どうしてその男性と結婚したの?と息子さんが聞くと、彼女は「その男は優しくなかったから」と言ったとか。


これよ、これこれ!!

女は、ちょっと冷たくされるくらいの方がいいらしい。

ただただ優しい男は、「いい人なんだけど・・・」で終わりらしいのです。


「優しいところが僕のいいところなんだけど、女性には受けなかった・・・」と、私の夫はいまだに

10代、20代のころの失恋の痛手が残っている様子。

可愛そうな優しい男達。


あ、話を元に戻しましょう。

彼女は、優しくしてくれないその男に惚れてしまい、結婚しました。

結婚してみたら、その優しくない男は、本当に優しくない男だったんですよ。


男は事あるごとに、彼女に「お前はダメな女だ。」と怒鳴り散らしたという。

何を言うにつけても、「お前がダメな女だから」と言ったらしいんです。


男は子供など欲しくなかったそうです。でも彼女は6人も子供を産み続けました。

男は彼女を恨んだかもしれませんね。

とにかく男は子供が嫌いだったか、扱い方を知らなかったかで、子供にも「お前はダメなやつだ」と

毎日毎日言っていたそうです。


ダメ呼ばわりされ続けた彼女は、すっかり自信を失い、自分は何をやってもダメな女なんだと

思うようになり、自分で行動を起こすことが全くできなくなってしまったようです。

以来、自分の意見を言えず、周りに振り回される人生になってしまったとのこと。


一度も褒めてもらえなかった息子さんは、自分が生まれてきた意味を捜し求めて、

長い年月苦しむことになるのですが、成人してから自尊心を高めることができ、

今ではとてもいい男に成長しています。 う~ん、かなりいい男になってますかねえ。



その彼女というのは、私の義理のお母さんで、その息子さんというのが私の夫なのですが。。。


一度も褒めてもらえずに育った彼は、私が拒食症になっていった経緯に、とても理解を示してくれます。

自尊心が発病と回復の鍵だよね、と、よく2人で話すのですが、

自分の存在そのものを喜んでもらえなかった彼の生い立ちの方が、私よりずっと過酷で、

「よく摂食障害にならなかったね」と、冗談半分、本気半分で私は彼に言ったことがあります。



また話がずれてしまった。話を女と結婚に戻しましょう。


私の母も、姉も、お義母さんも、男運が悪かったんでしょうか。

だけど、そもそも、男運とか、女運、なんていうものがあるのかなぁ・・・


子供は親を選べないけれど、女は男を選べます。

それでも別れずに一緒にいたとなると、それは運じゃないですよね。

こういう扱いを受けて当然だ、と、心のどこかで受け入れていた、そんな風に説明できなくもないでしょう。


私が拒食症でいるあいだ、盗みの疑いをかけられたことがありました。

でも私は、疑いをかけた上司を恨まず、疑いをかけられた自分を恥じたんですよ。

それは、

こういう扱いを受けて当然だ、と、心のどこかで受け入れてしまった、そうとしか説明できないように。




           明日もまた楽しいことが書けるかなぁ。

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