この脳ミソを切り取って | 「拒食症が治ったら」じゃなく、治る前から社会に出よう!世界に飛び出そう!

「拒食症が治ったら」じゃなく、治る前から社会に出よう!世界に飛び出そう!

「拒食症が治ったら、あれもしたいしこれもしたい。」だけど本当は、拒食症が治ってなくても、仕事もできるし海外へも行ける。知恵と勇気を上手に使えば、いろんなことができるんだよね。

「お前は頭で食べてる」

何十回も家族に言われました。


そうですよ、私はお腹で食べてるんじゃなくて

頭で食べてるんですぅ!


拒食症になってからというもの、

テーブルに並んだ食べ物をざっと眺め、

パチパチパチッと頭の中で電卓をはじき、

カロリー計算が終わってから箸をつける、

そういう手順を踏みました。

それをしないと怖くて食事が始められなかったんです。


「普通はなぁ、腹がいっぱいになって満足して、

それで食事が終わるんだ」 父

「・・・はい」


「同じものばっかり食べてないで、お魚や野菜も

食べなきゃ栄養が偏るよ」 母

「・・・わかってる」


「ご飯をいちいち計らないと食べられないんですか?

 そういうのやめてくださいみさおさん」 義姉

「・・・ごめんなさい」


「頭で食ってて旨いのかよ」 兄

「・・・(涙)」 



みんなにとがめられる私の悪癖(変癖)は、

全部この脳ミソの中で作られているんだ。

この脳ミソを取り出して、お水でじゃあじゃあ洗って、

悪い膿を全部洗い流したら、

まっとうな食べ方ができるかもしれない。


     

      ホーマーシンプソンの脳ミソって私のより小さそうだ


         摂食障害と私 拒食症の不安で押しつぶされそうになっていた、あの日の私を抱きしめてあげたい


私、本気でそう思いました。


脳ミソをお水で洗うことはできなくても、

手術で、私を摂食障害にさせている部分を取り除くことは

できるんじゃないかな、って。

今は無理でも、将来そういう手術ができるんじゃないかって。


これは私の切望でした。

自分ではどうにもできない、変えられない、治せない、

修復できない私の奇異な行動を、この病を、

ナイフでいっきに切り取って欲しい。


痛みは我慢する。

こんな苦しい思いを一生続けるくらいないら、

頭を切り裂かれる痛みなんて我慢できる。


そう本気で思いましたねえ。



今ですか?

手術は無理でしょう。

トゲが刺さっただけでもヒイヒイ泣きます。
              
           摂食障害と私 拒食症の不安で押しつぶされそうになっていた、あの日の私を抱きしめてあげたい


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