「お前は頭で食べてる」
何十回も家族に言われました。
そうですよ、私はお腹で食べてるんじゃなくて
頭で食べてるんですぅ!
拒食症になってからというもの、
テーブルに並んだ食べ物をざっと眺め、
パチパチパチッと頭の中で電卓をはじき、
カロリー計算が終わってから箸をつける、
そういう手順を踏みました。
それをしないと怖くて食事が始められなかったんです。
「普通はなぁ、腹がいっぱいになって満足して、
それで食事が終わるんだ」 父
「・・・はい」
「同じものばっかり食べてないで、お魚や野菜も
食べなきゃ栄養が偏るよ」 母
「・・・わかってる」
「ご飯をいちいち計らないと食べられないんですか?
そういうのやめてくださいみさおさん」 義姉
「・・・ごめんなさい」
「頭で食ってて旨いのかよ」 兄
「・・・(涙)」
みんなにとがめられる私の悪癖(変癖)は、
全部この脳ミソの中で作られているんだ。
この脳ミソを取り出して、お水でじゃあじゃあ洗って、
悪い膿を全部洗い流したら、
まっとうな食べ方ができるかもしれない。
ホーマーシンプソンの脳ミソって私のより小さそうだ
私、本気でそう思いました。
脳ミソをお水で洗うことはできなくても、
手術で、私を摂食障害にさせている部分を取り除くことは
できるんじゃないかな、って。
今は無理でも、将来そういう手術ができるんじゃないかって。
これは私の切望でした。
自分ではどうにもできない、変えられない、治せない、
修復できない私の奇異な行動を、この病を、
ナイフでいっきに切り取って欲しい。
痛みは我慢する。
こんな苦しい思いを一生続けるくらいないら、
頭を切り裂かれる痛みなんて我慢できる。
そう本気で思いましたねえ。
今ですか?
手術は無理でしょう。
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