ドラフト(ひとりごと) | It's My Life !

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与太話中心のブログです

野球のことはもう書くまいと思い早1年。


またプロ野球ドラフト会議の日がやってきた。


そうなると、どうしても巨人ファンであり、同窓という部分からも


東海大学の菅野智之のことが気になる私。


ドラフトというひとつの枠組みの中ではいろいろなご意見もあろう。


その昔、ドラフト制度ができた所以も対巨人に対する一極集中緩和の措置だった。


そして時代は流れ、ある意味これまた同窓の江川卓も


巨人へのあこがれを崩すことなく、ドラフト制度という法の網をくぐり抜けてまで


巨人への入団に固執した。


それが“空白の一日”である。


そしてそれが失敗に終わると、今度は指名された阪神と巨人が談合し、


当時巨人のエースだった小林繁を“犠牲に”江川とのトレードで無事に巨人入り。


当時中学生だった私は、ある意味初めて大人の世界を垣間見た気がした。


世の中人一人の人生なんて、その時の利害関係だけでどうにでもされてしまう。


大勢には人一人の人生なんて簡単に変えられてしまうんだと。


こんな私の気持ち(立場)なんてまったくもって関係ないことなのだが、


十代半ばでそんな思いをし、なぜか最後の学舎が江川卓と同じとなってしまった私。


野球の選手としては(特に六大学野球においては)偉大な選手であり、


1981年、巨人の日本一に大きく貢献した江川卓ではあるが、


いまだに彼のことはよく思っていない私。


そして今、菅野智之が去年のドラフトで北海道日本ハムからの指名を拒否し、


ある意味、巨人へのあこがれを通して1年間の浪人生活を送った。


彼はまだ23歳、しかしプロ野球という特殊な職業ではあるにせよ、


一般的に考えれば、大学生活の4年間を終え、皆それぞれの人格を持って


社会へと旅立つ年齢でもある。


そこで彼が(もちろん両親や周りの人々の助言はあっただろう)自ら選んだ道。


そこには巨人へのあこがれを貫き通した江川や元木、そして現役で活躍している


長野とは少し違った運命とも言える“環境”がそうさせているわけである。


ただでさえ何かにつけ野球ファンやマスコミから叩かれるのが巨人であり、


プラス叩くにはこれ以上のネタはないという“原辰徳の甥”という立場。


高校時代から「野球をしていれば、いつでも『原辰徳の甥』と言われるのが嫌だった」と


話していた彼。


そんな彼がプロ野球の門を叩いたならば、そして巨人へ入団できたならば、


そんなものは学生時代の比ではなくなるであろうことは彼も家族も承知の上で


巨人への入団を切望しているに違いない。


世のプロ野球ファンの中でも、巨人ファンは多い。


しかしながらそれ以上にアンチ巨人のプロ野球ファンは多い。


だからやり甲斐もある。


だからどこの球団の選手よりも心が折れることも多いだろう。


世の中は他人のこと(特に批判的なこと)は無責任に何でも言う。


ドラフトというルールを考えると、きっと巨人ファン、菅野ファン以外は


そのルールに反していると言うかもしれない。


(私は贔屓でなくてもそうは思わないが)


でも少なくても江川卓のような他人を巻き込んでのルール違反でない限り、


菅野智之には堂々と自らの思いを貫いてほしいと思う。











追記



報道だけでなく、人伝いに聞くこの1年間の菅野智之。


彼がこの先どのような選択をしようと、この1年間の彼の行動は


これからの彼の人生においてとても有意義な時間になったと思います。


ちょっとネガティブに言ってしまえば、人生なんて思い通りにならないことの方が


多いのですが、


でも多くの場合、その人の生き様はしっかりと人生に反映されるのも事実です。


だからこの1年の生き様はきっと彼を後押ししていい結果で表れるのではないかと…


そう私は信じてやみません。




2012年10月25日午後5時過ぎには菅野智之の指名チームが確定します。


無事に思いを遂げるか、はたまた今年も縁がないか、


一ファンとして緊張の一日でございます。