使わない筋肉は消えることを体で学んだ
鉄棒に10秒もぶら下がれなかった私が、懸垂をしている。
近所の公園の鉄棒の前に初めて立った時のことを思い出す。
懸垂なんて当然ゼロ回だったし、
ただぶら下がるだけでも10秒も持たなかった。
腕がプルプル震えて、手のひらが痛いだけだった。
1年以上、とにかく耐え続けた。
足を地面につけたまま少しジャンプして、
懸垂の真似事だけでもしようとした。
そうして2年が過ぎた今、
懸垂は5回くらいできるようになった。
実は腕を完全に伸ばしきれないから、
半分くらいの成功と見るべきだけど、
それでもここまで来られたのは自分にとって大きな変化だ。
ぶら下がりも今では10秒以上耐えられる。
かといって、すごく頑張ったわけでもない。
ただ週に3~4回、
散歩がてら公園に行こうとしてきただけだ。
もともと何をやっても飽きやすい性格なので、
毎日同じ動作は続かない。
今日は手の甲が見えるように、明日は手のひらが見えるように、
その次の日はただぶら下がるだけ、
またその次の日は鉄棒じゃなくて別の運動、
というふうに変えながら、飽きを避けようとしてきた。
その日その日で気分転換にもなって、
だからこそ続けられたのだと思う。
まったくできなかったあの頃を思うと、
今は確実に成長した。
そして、あるひとつのことに気づいた。
使わない筋肉は消えていくということ。
自分の体ひとつ持ち上げる力すらなかったことを、
その時初めて知った。
だから筋肉がどれだけ大事か、体で学んだ。
10秒も持たなかったあの頃には、
絶対に戻りたくない。
それが今、私が公園に通い続けている理由だ。
#懸垂チャレンジ #筋トレ日記 #継続の力




