僕にとっては非常に信じがたい事態が起こりまして、一晩たってもまだ信じられない気持ちがあります。
芸能人が亡くなって、ここまで辛い気持ちになるのは初めてです。
今では山内、山内言ってますが、そもそも僕がフジファブリックに惹かれたのは志村氏の作る、唯一無二と言える程の楽曲のおかげでありました。
というかフジファブリックの肝は完全に志村氏の世界観です。
これなくしてフジファブリックは絶対に成り立ちません。
そんな彼が亡くなるとは。
ずっと好きで、秋にようやくライブに行けて、まだまだ楽しみたかったのにあれが見納めになるのがなんとも寂しい限り。
バンドとして、最後のアルバムになった
『CHRONICLE』
発売された時より、志村氏はこのアルバムは自分のノンフィクション、生きてきた道のりを曲にしたと言っていた。
そんな一枚が遺作になった事も因果な話で、彼は自分の人生を綴った一枚を最期に逝ってしまった。
来年には原点の富士急ハイランドでのセルフプロデュースのライブが控えていたのに。
これからフジファブリックがどうなって行くのかわからないけれど、彼の世界観あってのバンドのそれが欠けてしまった事が非常に心配です。
mixiではこの件がきっかけか注目ワード一位にバンドの名前が挙がっていました。このようなきっかけでとショックでしたが、今号のCDでーたの連載ではまだ元気にしていた事実の方が信じられません。
地元に帰る今日のタイミングで、地元でしか観られないケーブルテレビで、フジファブリックを初めて知ったチャンネルで追悼番組が放送されるようです。
こういう一致は要りません。
とはいえ、僕は今日それを観るでしょう。