学生が仕入れてきた情報によると、過去にも避妊・去勢の動きはあったそうです。
が、それを始めた途端に、捨て猫が一気に増えて中止になったらしいです。
(大学側が阻止したわけではなかったんですね)

こういった事情なので、計画はいったん中止。作戦練り直しです。

捨てんな、ぼけーーー!!

確かにちょっと先走りすぎました。このまま突っ走っていたら、私は潰れていたでしょう。
もう個人でほそぼそとコッソリとやっていくしかないようです。

学生たちの中でも避妊に対する不信感、人間が手を加えるべきではないという反対意見なども出てます。
ま、当然。人間の手を加えるべきではないという意見ですが、もう人間の手を加えられて依存して生きている生き物たちです。

色々な意見があって当然だけど、そういう風に言う子のほとんどは、猫を飼った事がなかったり、現状を知らなさ過ぎてただ感じた事を言っているだけのように感じました。
自分で色々勉強して、それを知った上での意見なら何も言うことはありません。

10人いれば10人の意見がある。
何が正解かなんて、誰にもわかりません。だから自分の信念を貫いていくしかないんじゃないかなと思います。

ただ、色々な意見がある中「捨て猫と虐待だけは許せない」というのが、全員の一致ですので、こちらの方でポスターなどを貼って行こうとしているみたいです。頑張って貰いたいです。

ここで悩みどころ。うちでは旦那の強固な反対があり、他の猫をもう保護できない状態です。
それなのに、ネットなどで保護先や里親さんを募集するのも・・無責任なんじゃないか・・と。
避妊だけしてリリースするか・・。でもほとんどの子は人懐っこいので本当に危ない。

ちなみに去勢は、動物病院に勤務していた子の話だと、やっぱり野良猫をよく持ち込んでくるおばさんがいて、避妊・去勢を自腹でしているらしいんだけど、オスの場合去勢によって戦闘意欲もなくなり、未去勢の子にこてんぱたんにやられて、傷が化膿して病院に持ち込まれるという事もあるそうです。

うちの猫が去勢しても全然かわらずに、戦闘意欲満々なので、こういった点には気付きませんでした・・。
オスについては、里親先が決まってからの去勢にするか・・・。

虐待が実際にあり、ある時期を境に猫の数が激減しているというのも学生たちの一致した意見です。
考えたくないけど、毒を撒かれたのかもしれません。
でも証拠が見つかってないので、今の状態で警察に通報しても動いてはくれないでしょう。

ある職員の人の話だとそれと平行して、全身の毛が抜け、皮膚から汁を出し、涎を流している子がいたそうです。これで毒餌かと思われたのですが、もしかしたら何か薬品をかけられたのかもしれません。

という事で、今、頭の中はグルグルとループ中です。

とりあえず、まずは資金だ。何をするにも金が要る。という事で近々仕事を再開しようと思ってます。
ネットで知り合った方たちなどは、この事を知って寄付を申し出てくれる人もいました。ありがたいです(;;)
でも、寄付だけで賄うという事は、したくないので、まずは自分で出来る所から始めていこうと思います。

しばらくの間、この件については、やむなく中止という形になってしまいあの子達を見殺しにしてしまうかもしれない・・と思うと、本当にやるせないです・・・。