公正取引委員会は、日産自動車株式会社に対し、下請代金支払遅延等防止法に違反(下請代金の減額の禁止)したとして同社に勧告を行いました。

 下請法の違反事例としては典型的な違反事例なのですが、減額していた額がなんと、

 

総額30億2367万6843円

 

なのだそうです。

 過去の減額の最高額は日本生活協同組合連合会の約25億7000万円なので、ざっと5億円の記録更新のようです。報道ベースの話ですが、減額の強要は20年以上前から行われていた可能性があったそうで、公取委の調査に対し、日産側は下請法違反の認識はなかったと説明しているのだそうです。

 

 20年以上前ですと、レバノンに逃亡したあのおっさんがいたころからやっていたということなんでしょうね。あのおっさんの日産のV時回復はあの人の力量でなく、下請事業者からの搾取によるものだったのかもしれませんね。まぁ、30億円で当時あった日産の赤字がどんだけ解消できるかどうかは知りませんが、まともなV時回復劇でなかったんでしょうね。

 

 今、日産はEVで好調のようですが、EVバブルもそろそろ終わりのようですので、今後どうなるのでしょうか。私は日産車嫌いなのでどうでもいいですが・・・。