毎朝、5時前には目が覚めるのに、

なんとなく体を起こして布団から出ることができない。

少し前までは寒さのせいにしていたけれど、この季節なのでそうではないのでしょう。

9割の確率で、自分の怠けが理由だと思います。

あとの1割は貧血だとか肉体疲労が原因だと勝手に思い込んでいます。

 

今日は6時前にランニングに出かけました。

珍しく頭を空っぽにして走ることができました。

いつもは仕事の開始から終了までをイメージしながら走ることが多いのですが、

今日は景色が流れ、音楽が流れ、何にもとらわれずに走ることができました。

こういう日は子どもや家族やスタッフみんなにやさしくできる日です。

自分が整っていて、落ち着いている日です。

 

なぜこのような朝を迎えることができたのか。

 

昨日、解体を目前に控えた祖父母の家に行き、

ほとんど空っぽになった家から、使われずに箱にしまわれていた食器類や

叔父が小さいときに読んだ(と思われる)文学全集などを引き取りました。

 

大量の物で埋まっていた祖父母宅を、母がコツコツと片付け、

その「大変だったのよ」話を聞きながらいろいろと回想しました。

私の回想する祖父母とその家と

母が回想する祖父母(義理の父母)とその家とでは

まったく景色が違うようです。その存在自体が違います。

 

なので、ほとんど空っぽになっている家の中で手に取る食器に対して思うこともまったく違います。

祖父母の家の中に、母と私の思い出すふたつの小さな時間の筋ができ、

それぞれの祖父母像を思い返しながら、帰るころには何となくお互いにさっぱりした表情で

二人で玄関を出ました。

 

何かが小さく終わった・・・不思議な時間でした。

 

これが今日私がすっきりした頭でランニングできた大きな理由だと勝手に思っています。