<「昔シンボリ今社台」巨大権力に逆らえずですかそうですか…>
さんざん競馬ファンの話題を集めている「オークスにおけるトールポピー号の非降着問題」だが、
「JRAというのはどうしようもない組織である」
ってのを改めて痛感させられる出来事だと思う。
まずJRA側の言い分であるが、公式によると
>15番トールポピー号の騎手池添 謙一は、最後の直線走路で内側に斜行したことについて5月31日(土)から6月1日(日)まで騎乗停止となりました(開催日2日間)。
※ 15番の内側への斜行による被害は走行妨害には至らないが、継続的かつ修正動作の無い危険な騎乗であると認められたため、騎乗停止の制裁となりました。
またスポニチによれば
>JRA小林善一郎審判部長は「被害馬の度合いを見て、着順を変更するまでには至らないが、騎手は継続的に大きな斜行をしており、危険な騎乗にあたるため、この制裁を科した」と説明した。
というものである。
さてここで疑問に思うのは、「被害馬の度合いを見て、着順を変更するまでには至らない」という点だ。
一口に「被害馬の度合い」というが、今回の場合は少なくともオディール・マイネレーチェル・ソーマジック・レジネッタ・ハートオブクイーン・ムードインディゴ等多頭数の馬が被害を受けているではないか。
その中でもオディール・マイネレーチェル・ソーマジック・レジネッタは致命的な不利を受けており、下手な騎手が乗っていたら落馬していたであろうという位の酷いものだった。ヤマニンシュクルを妨害したカワカミプリンセスの時以上に酷いものだ。
なぜカワカミプリンセスは降着になったのに、トールポピーは降着にならないのか?審判部は説明できないだろう。
そこで考えてしまうのだが、カワカミプリンセスは弱小馬主・生産者の馬であった。それに対してトールポピーはというと、馬主はクラブ馬であるが実質社台、生産も社台という馬である。
結局、社台という巨大権力だから遠慮したのではないか?という疑念も出てくるのは当然ではないか。
また、同乗した騎手から事実関係を聴取するというのも疑問だ。
トールポピー号の調教師は角居師。被害馬の騎手である武豊・安藤・福永騎手は同師の馬にもよく騎乗している。つまりお世話になっているということになる。そんな相手の事を悪く言えるだろうか?
そもそもそういった内部事情までファンに対して疑念を持たせたという点だけでも、審判部が示した今回の判定は間違いであったと言わざるをえないし、失格である。
こんな組織の下で何が「公正競馬」だろうか?
一部の巨大権力に媚び諂い、非公正な判断基準を擁する胴元が開催する博打など存在する必要などないではないか。
過去のルドルフ・シービー・マックイーンなどの教訓は全く生かされていないではないか。
このレースで生じたファンの不信は計りしれない。
ファンの不信は売り上げに響く。それが自ら自分達の首を絞めているということに気付いていないのであれば、大変不幸な事だろう。