変化したNHKマイルCの意義 | イメ日記リターンズ

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今週行われる「GⅠ・NHKマイルカップ」。

9年前の創設当初こそ、クラシックに出られない我が国における「○外」つまり外国産馬の救済レースという印象が強かったこのレースも、迎えて10年目。

今年からは外国産馬のクラシック出走条件のさらなる緩和に伴い、レースの位置づけ自体が大きく変化したレースになりそうです。

去年から日本ダービーの○外出走枠が4頭に拡大したのが大きいのでしょうか。

今年の同レースの出走予定馬を見渡すと、26頭のうち○外馬はたったの4頭。

つまり、より馬自身の距離適性に適したレースを選んで使えるようになったのが大きいように思えます。

距離適性、すなわち「○外最強馬決定戦」からレース名通りの「3歳マイル王決定戦」に衣替えしたNHKマイルカップ。

今年は初めて桜花賞馬の出走があります。


今年の桜花賞馬「ラインクラフト」。

桜花賞馬として、本来ならば2冠目の「オークス」に向かうはずだった彼女の参戦は大きな意義があると思います。

今までは桜花賞馬がオークスの2400mという距離をどう克服するかを考えられていたのに対し、この時期の牝馬が牡馬と同条件で対戦してどれくらいの力の差があるかが、直接的に分かる事になるからです。

今までのオークスは距離適性のうえで、明らかに合わないであろう馬の参戦がありました。

そしてその事が波乱を呼ぶ原因の一つになってきたのだと思われます。

それゆえに今回のラインクラフトの参戦は非常に興味深いものになるはずです。

まずラインクラフト陣営の「挑戦」に深く敬意を表したいと思います。

過去のデータを見ると、牝馬の同レース挑戦は〔1.0.3.10〕と第2回のシーキングザパール以外は今イチの成績となっています。

しかし今年は今までの「○外最強メンバーの対戦」とは趣きが異なり、力的にも見劣りしないと思います。

新たな歴史の1ページを開くことができるか、注目をしたいと思います。


(レース展望)

府中のマイルで行われるこのレース。

「府中のマイルはスピードよりもスタミナ」の格言通り、GⅠのような究極の力比べレースの場合は中距離馬の台頭が多いように思われます。

その観点から見ての注目馬は「ペールギュント」。

爆発的な末脚を持つ同馬。

ここ2戦脚を余している同馬、末脚を爆発させられれば勝機はあるはずです。

鞍上は武豊。

見事初の「サンデーサイレンス産駒」のマイルC馬に輝く事が出来るのでしょうか?


他にもトライアル勝利時の内田博騎手が引き続き手綱を取るマイネルハーティ。

打倒ラインクラフトのデアリングハート。

まだ底を見せていないアイルラヴァゲインなどの有力馬が多数出走します。

過去からも名勝負が多い「NHKマイルカップ」。

今から出走が楽しみです。