ファントム=幻 幻影
でもラストが
スレッド=細い糸の、
よったその一本みたいな
1950年代英国ロンドン?
オートクチュール会で成功している
初老のデザイナー
レイノルズ
彼は、美しい服を作ることしかできません。
だから、日常的に必要な動作も最小限の動きで最大限の効果を生むように作り上げ、守っています。
経営も人事も営業もできません。
そこは全て、同居する実のお姉様がまかなってくれています。
おそらく、ずーと若い頃から、
服作りのイマジネーションを与えてくれるモデル兼用の愛人も自宅に住まわせています。
自宅もアトリエもサロンも
ぜーんぶ一軒の中にあります。
姉も愛人も同居させるのは
彼のこだわりの一日のローテーションに
一番支障がないからでしょう。
気に入った娘を探して連れてくるのは
レイノルズ
高価な服を与えておさらばさせるのは
お姉様です。
容姿もよく、才能を開花でき、世間に認めてもらったからこそ、ゆるされることを
全てやらかす男です。
ちなみに極度のマザコンです。
生まれもそこそこの家柄なのでしょう。
この時代の英国は、
ものすごい身分制度があったはずですから。労働者階級に生まれていたら、
ここまで成功することは
できなかったはずです。
そんなレイノルズは
一着ドレスを作るだけで精魂尽きてしまうようです。
お姉様は
別荘に行って休むように言います。
素直に従うレイノルズ。
これもローテーションのようですね。
いつもなら愛人も同行するのでしょうが、飽きて別れたばかりです。
でも、その田舎で
本当に理想の娘に出会います。
ウェイトレスのアルマです
ぺったんこな胸とウエスト76センチの素朴な娘です。
どーも、お母さんに似てるようです。
体のサイズも同じらしく、
レイノルズはやっと真の女神に会えたとアルマを連れ帰ります。
猫背で、
ガニ股に歩くアルマ
華があるお顔でもありません。
でもレイノルズにとってはインスピレーションの泉です。
彼女をモデルにどんどん服を作ります。
アルマはレイノルズのモデル兼アシスタント兼愛人としてそれらしい立ち居振舞いが出来てきます。
脚光を浴びる生活、やりがいのある仕事。
何より天才の愛人。
また田舎に戻ってウェイトレスなんてできません。
アルマ必死です。
今までの愛人と同じように捨てられるわけにはいきません!
ある手を使い、男の弱さにつけ込み独身主義のレイノルズにプロポーズさせます、
そして結婚。
さぁ、これで安泰!バンザーイ
とはなりません。
レイノルズは変わらない生活を続け、
アルマは不満を爆発。
結婚しても彼を手に入れることができないことに気がついたアルマは…
結果、彼女はレイノルズを
しっかりと手に入れます。
でもラストが
本当はどうなの?って感じでわかりません。
この先、ネタバレます
子供も生まれて、アルマを崇拝し、デザイナーを続けているのか。
いや、
廃人になって、アルマがすべてのお世話をしているのかが
どちらとも取れるラストです。
もう一回観ないとわかりません



