電磁波に関しては、今後様々な情報をお伝えしていきます。
なぜなら、電磁波が人体の健康と非常に深く関係しているからです。

 

まず今回は「電磁波」とはなにか?について簡単にご説明致します。

 

「電磁波は、電気の波です。波なので振動が伝わります。電気の「電」と磁気の「磁」の性質を合わせもっています。電磁波が進む速さは1秒間に30万㎞。「地球7周半」と言われる、あの「光速」と同じです。何を隠そう、光も電磁波の仲間なのです。」

(日本電磁波協会より)

 

周波数(1秒間に振動する数:波長)の違いにより、電磁波はその特徴から様々な名称で呼ばれます。
つまり、周波数の違いにより、人体への影響の仕方も異なります。

下の図を参照して下さい。

 

周波数

 

ガンマ線:

最も波長が短く、エネルギーが大きい電磁波です。原子核の崩壊で発生します。

 

X線:

レントゲン写真の際に使われる電磁波で、透過能が高いです。
多量のX線への暴露は放射線障害につながります。

 

紫外線:

太陽からの紫外線がもっとも分かりやすいでしょう。皮膚の日焼けの原因です。

殺菌能力があり、布団を天日干しする理由とも言えます。

 

可視光:

人間の目で見れる電磁波です。つまり私たちが見ている「光」の事です。

 

赤外線:

温度を持つすべての物体から放射されています。

赤外線ストーブは、人の身体が赤外線を吸収して身体の中の分子が揺さぶられる事で暖かくなります。

 

電波(マイクロ波、超短波、短波):

通常私たちが読んでいる「電波」全般で、3000GHz(ギガヘルツ)以下の電磁波、と電波法で定義されています。

 

電磁波の人体への影響を考える上で、身近にあり人体に大きな影響を及ぼすのがこの「電波」と言われる電磁波です。

 

電波の周波数帯は広く様々な場所で利用されています。

大きく二つに分けると「高周波」と「低周波」に分けることが出来ます。

 

高周波には、テレビやラジオの電波、携帯電話の電波、WiFiなどの電波などが含まれます。

低周波の中には、我々が普段使っている電気(電力:50〜60Hz)も含まれます。

 

高周波&低周波、どちらも人体に影響を与えます。

どのような影響があるかは、今後お伝えしていきます。