タバコフリーシンポジウム in Kyoto開催 | 美容師最新情報ブログ by imedia

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「imedia編集部の仕事日記」からタイトルが変わりました。

5月26日(土)京都府医師会館で
「2012年世界禁煙デーイベント タバコフリーシンポジウム in Kyoto」が開催された。

このシンポジウムでパネリストとして、
中野製薬株式会社の代表取締役社長の中野耕太郎氏が招かれた。

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中野製薬株式会社は、全社員が非喫煙者となっていますが、
そこに至るまでの取り組みを披露すると同時に、
他のパネリストと伴に京都から禁煙の輪を一層広げていこうと訴えた。


このシンポジウムは、
京都府・京都市・社団法人京都府医師会・社団法人京都府歯科医師会・社団法人京都府薬剤師会・社団法人京都府看護協会が共催で開催したもので、
「時は今!京都から日本を元気にしよう! ~科学の力・町衆の力でタバコフリー京都を~ 」をテーマに、喫煙や受動喫煙の有害性と受動喫煙防止条例によって京都を真の国際都市にしていくことを多くの市民に訴えることを目的に開催され、会場には約200名の来場者が集った。

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シンポジウムでは開会の挨拶の後、
「京都を守った町衆の力とは ~角倉了以の心意気に学ぶ~ 」をテーマに、㈱ハングリータイガー 取締役 中田 有紀子氏が、「受動喫煙防止条例が必要な理由 ~医学面から・社会面から~ 」をテーマに、医療法人 啓生会 やすだ医院院長 安田 雄司先生にがそれぞれ講演を行った。


その後のパネルディスカッションでは、
㈱バハルボール ソムリエの木下 陽子氏、
京都府タクシー協会 経営委員長の北川 賢持氏、
㈱村田製作所 健保組合事務長の辨崎 清隆氏、
イルギオットーネ シェフの笹島 保弘氏、
そして中野製薬株式会社社長の中野耕太郎氏の5名に、
講演を行ったお二方、さらには特別ゲストとして京都府議会議員・安田 守氏が加わり、
それぞれの業界や職場における禁煙の取り組みや苦労談、禁煙を実施してからの社員、お客様など周囲の反響やお店の売上への影響などを披露し、熱いディスカッションが行われた。


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タクシーやお店を禁煙にするとお客様のクレームが増え、売上が激減するのではとの予想に反して、クレームはほとんどなく、売上も一旦は減少したものの非喫煙者のお客様が増え始め、従業員の健康面でもとても好評だという話も出た。

会場には、喫煙に関する正確な情報を伝えるブースや自らの健康状態を診断するブースなども設けられ、またイベントの最後には、京都府受動喫煙防止条例(仮称)制定に向けた署名の提出が行われ、世界から集まったタバコフリーに関するメッセージが披露され、終了した。

これからも中野製薬株式会社は社内における禁煙活動を継続すると同時に、禁煙や受動喫煙の防止を社内だけではなく社会に訴え、禁煙の輪を広げていきたいと語る。



尚、このシンポジウムについては、こちらで詳しく見ることができます。
NPO法人京都禁煙推進研究会


編集部K