思ったよりもダメージが大きかった話 | 後輩が怖すぎて食堂に行けません

後輩が怖すぎて食堂に行けません

一人生んで職場復帰したら、仕事もろくにできない後輩から「パートじゃダメなんですかぁ?」と言われて傷ついてから食堂に行けなくなったメンタル豆腐の女。いわゆるワーママ。できるかも分からない二人目不妊治療中

会社で、他部署の同僚がパワハラにあって鬱ぽくなった。


彼女自身もうつ傾向を自覚していて、

部署異動を願い出て、

降格させられて異動した。


長期の休みはとらず、会社に通っている。



私が休んでから、なぜかちょいちょい気になる発言をされるのだが、

まあお互い病んでるしと思って気にしないようにしてきた。

というか、私とは状況が違いすぎて、病んでても共感できないことだってたくさんあると、思っている。



最近、人事異動があってつい昔の話になった。

昔彼女と一緒に働いていた部署で、異動してきて3ヶ月で会社に来れなくなった人の話になった。

その人、今は同僚と同じ部署にいるらしい。

働き方は週4で、午前中にきて午後は帰るそう。

その人が休んだとき、何が原因はよく分からなかったが、会社から全員に「接触禁止」と通知され、上司でさえその人と電話ができたのは半年以上後になってからだった。

当初はスーツの男性を見るだけで吐き気がしていたらしい、と聞いて、それはどれだけ辛いだろうと思った。


あれから5年近くたつが、復帰できたんだ。よかったなぁ、と思っていたら

同僚が


「あんなふうに会社来てるのか来てないのか分かんなくて働いてんだかどうだかわからない状態で意味あるのかね?

あんなふうに、急に休んであっち側いっちゃったらもう無理だよね」


と。


同僚は、会社を休むことを悪だと考えているふしがあって、

「自分は休まずに通ってる」ことがプライドらしい。

「数ヶ月休んだらよくなるよ」という専門家の助言も聞き入れていない。


その同僚の価値観では「休みに入った瞬間からあっち側」なんだなぁと思った


ちょいちょい、「私はあなたとは違って休まずに治してる。あなたは逃げ出したけど私は違う」的な非難めいたものを感じるし

「私はあなたがおかしいのはわかってたけど言わなかった」みたいな謎のマウント?をとられるのも、仕方ないと許容していた。

と思えば「私には友達なんかいない」とか「趣味がない私にはなんの助けもない」など、こちらがどう返答していいのかわからない嘆きでチャットが埋まったり。

(といいつつ、私が宝塚に行ってるとか本を読んでるとかいうと、「趣味ができるまで回復してよかったね」みたいな拗ねた態度になる)

会社復帰して、みんながやりたくないような契約書何百枚の整理をやらされたりして、本当にパートみたいな仕事してると、つい弱音をはいたら「自己肯定感がいかに大事か」を説教のように熱弁されたときは、「ごめん、自己肯定感とかいう問題じゃないんだよなぁ」と思ったけど言えなかった。



そんな中で彼女の「あっち側」発言。

あぁ。これが彼女の本音なんだなぁと感じた。

さすがに流せなくて、



「私も休んだからあっち側だけどね」と返信したら、慌てたように「復帰してるから違うよ」と返信が返ってきたが、

その人だって復帰してますよね??


何が違うっていうんだろう??

私とあなたと、その人と

違うと主張したからって、病気が治るわけでもなく、苦しいことから逃げられるわけでもない。


そんな同僚が次に連絡してきたのは「適応障害と統合失調症からの職場復帰」というセミナーがあるからどう?というものだった。


平日夜だから行けないよ、と子供を理由に断った。


なんとなく、もうだめだなぁと。

同僚が「私よりはマシ」と思うことで自分をささえているんだろうなとは思ってた。

それで彼女が自分を保てるならべつにいいかなって思ったけど、


「あっち側」


ねぇ。


正直、彼女と距離を取るべきだとは前から思っていたけど、

目の前で「友達がいない」と泣かれるとちょっと距離をとれなかった。



そういえば適応障害になって休んだときに「子供の話はわかんないし、私には関係ない」とバッサリ言われたんだったな。

でも、私が休もうと決めたのは子供のためだから、それを話せないともう話すことはないから黙ったんだったなぁ。

休むきっかけになったのは確かに仕事、一部の人間関係ではあるんだけど。

そういえば、「子供いるから休めたんでしょ」って言われたんだわ。忘れてた。



同僚のあっち側発言に

今度こそ、きちんと距離をとらないと私が引きづられてしまうと思い知った。


「あっち側」と思われていることに少なからず傷ついてしまったしな。