珍しく育児の話です。
私が住んでる地域は、待機児童の激戦区だったこともあり、最初は認可外保育園にかよって点数を稼いで認可園に移りました。
この認可園を選ぶのが結構、悩みました。
待機児童解消のため、自治体が外部の会社に委託する形で認可園が新設で次々とでき
ていて。
近いならそういうところがよく、新設なら絶対に入れる。
でも施設の見学はできても雰囲気もわからず、説明会とかにも行きましたが、全くイメージがわかなくて。
そこで、やっぱり既存の保育園にしようと、子供連れで保育園見学をして、子供の反応が一番いいところにしようという、決断を子供任せにしようという無責任ぶりで保育園を決めることにしました。
子供が一番反応が良かったのが、候補になかったけど見に行った、もともと幼稚園だったところが幼保一体になった施設。
設備はかなり古く、食堂施設もなく昼食、おやつは配達のお弁当。
なにより家からも駅からも10分以上歩く。
そして、4歳からは幼稚園生となり、幼稚園以外の時間は預かり保育という形に変わる。
これが一番の恐怖幼稚園にはPTAがある
でも子供の反応が、この園が一番良かったんです。
色々悩んだけど、無意識下の子供の成長にとって心地よいところが一番だろうという信念のもと(自分の通勤の都合で決めることに罪悪感もあった)この幼保一体施設に決めました。
保育園は、子供を自立させようと厳しいなと感じることもありましたが、
友達との諍いなどへの仲介も早くて怪我もほぼなく、多少の咳くらいなら平気で預かってくれ、とはいえ蕁麻疹などの細かい体調の変化を教えてくれ、また精神面での成長のため「こんなことはどうですか?」と的確なアドバイスをしてもらい。
なにより、コロナが出ても園を閉鎖せず、濃厚接触者すらもほぼ出さない徹底的な衛生管理で、本当に心から安心して預けることができました。
今年の春から子供は全面的な保育を卒業し、幼稚園生になりました。
この変化が子供にはものすごくよかったみたいで、「自分は幼稚園生になったのだ」という自覚?みたいなものができ頼もしくなりました。
さらに毎日楽しんでいるのが伝わってきます。もちろん行きしぶりもあるのですが、保育園のときよりも軽いし、結局は幼稚園が楽しいらしい。
私が休んでいるのもあるとはいえ、笑顔も大分増えて、一時期の自傷っぽい行動はだいぶパフォーマンス化してきました。
私だけの気持ちでいえば、兄弟が多すぎるこの園で傷つくことも多いし、アウェーだし、行き帰りの時間が違ってママ友はできないし、用意するものも、イベントも多くて息切れしそうになることも多かったけど、
年齢に応じた成長をしっかりと感じられるこの園をそこそこ気に入ってます。
やっぱあのとき子供の直感を信じてこの園を選んでよかったな、私が苦しいくらいなら、ま、いっかな。と思えるくらいになりました。
施設が古いとかお弁当だとか
そんなことは子供にはどうでも良くて、
居心地がいいと感じられることが大事なんだろうなと思うし、選択を後悔しないように一生懸命やっていくことのほうが大事だよな、なんて思いました。
休みも3ヶ月たち、ようやく自分以外のことを考えられるようになってきたなぁ。
でもまあ、体調落ち着くまで、もう少し休むのかななんて思ってます。