性善説と性悪説を経営に置き換えて考えてみた | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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性善説・性悪説という言葉がありますよね。その説明は必要ないと思うので省きますが、極論を言えば「どう信じるか」に尽きます。それをいったら全ての宗教もそうなんですけど、この相反する2つの考え方というのは、今現代の日本人でも極端に分けたらどちらかに当て嵌まるなと最近思ったのです。

 

「善い人であると思うか・悪い人であると思うか」という視点をちょっとゆるくしてみると、「ポジティブに考える人かネガティブに考える人か」に言い換えられそうです。

 

それを経営に落として考えてみると「行動派(やれば良いことがありそうだ)か保守派(やると悪いことがありそうだ)か」になりそうです。

 

後先のことを考えずにとまでは言いませんが、行動思考の経営者は『とりあえずなんとかなるだろう』で決断できてしまうのに対し、保守思考の経営者は先のことを考え過ぎとまでは言いませんが『え、どうしようどうしよう、駄目だったらどうしよう』で決定を下せないことも多いと思います。

 

これらは絶対的思考ではなく物事によって加減が変わる相対的思考であると僕は思っていますが、どちらかで言えばという感じで双方に分けられるはずです。

 

創業者は行動を起こさなければ会社が立ち上がりませんので、どちらかと言えば行動派が多くなるでしょう。で、後継者が保守派かといえば実はそうでもなかったりします。

場合や状況によりますが、はじめから多少は使える資産(ヒト・モノ・カネ)があるという面で行動的なれるのは確かです。

創業者もどこかで守りに入ってしまうと行動に移せなくなりますし、後継者も資産を残すことだけを考え始めると投資判断が難しくなってしまうでしょう。

 

ただ根っこの性格の部分と考え方はずっと変わらないんだと思うのです。

自分が根本的にはどちらであるのかと、今の気持ちだとどうなのかを意識していくことが大切です。自分はきっと大丈夫と思える性善説と、駄目かもしれないと思える性悪説で、その感情を上手く利用して長く続けられる経営をしていけばいいということかなと。

 

この概念は性はもちろん、経営方針だけでなく愛情表現や友人コミュニケーションでも当てはめていけますね。

経営方針の場合は自分だけですが、他のことになると相手が存在してきます。目の前にいる人はポジティブに捉えるのかネガティブに考えるのか、そんな単純なところだけでも意識すれば今よりも良い関係が作れていけそうですね。

ふと思ったことを書いてみました。