口コミを強要するうどん屋 | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

本日会社からほど近いうどん屋さんにランチでいきました。

その店には初めて入りました。

麺にこだわっているらしく店内外にメディアに取り上げられた時のチラシが至る所に貼られていました。グルメにくわしく本も出している某コンビ芸人のW氏にも紹介されたらしくそれを誇っているのがビンビン伝わってきました。

 

となりには観光客(外国人と日本人)が座っていて店員(おじさん)が大きな声でその人たちと話しています。

壁にサインを書いていけと言っていたので、有名人なのかとおもいチラッとお顔を拝見したところ見た事もない人でした。芸能に疎いし芸能人には興味がないのでそのままメニューを注文しました。

釜上げ素うどんを頼んだら「それだけ?」と言われてしまいちょっと居心地がわるくなりました。

天ぷらなどのトッピングをした方が良かったのでしょうか。

 

ほどなくうどんが運ばれてダシ汁醤油を渡され、それをかけようとしたら「掛け過ぎないでくださいよ!」とご指導が入ったのです。

 

うどんは中の上くらいでしょうか。うどん県のうどんにはちょっと劣る感じです。でも決して不味くはありませんでした。

 

隣の観光客が席を立つときにおじさん店員が壁にサインサインと叫びました。

日本人の方がボソッと別に有名人でもないのになんで?みたいなことを言ったらおじさん店員がこう言いました。

 

「サインなんて誰が書いたか見てもわからないんだから、誰でもいいんだよ。壁に沢山サインがあったほうがいいでしょ!」

 

その考えは僕になかっっただけにまあビックリしました。

 

サインを終えた外国人にさらにこう言いました。

 

「どこから来たの?ペルー?だったら向こうの口コミサイトにちゃんと書いて紹介しといてよ!ペルーはまだ手つかずだからさ。」

 

まさかの口コミの強要です。

素人に壁にサイン書かせて口コミも強要する人をはじめて見ました。

 

観光客が店を出ようとすると金髪の外国人が一人で入店しました。

おじさん店員がカタコト英語で懸命に紹介するも伝わっていない様子です。そこでおじさん店員ひらめきました。

 

「ちょっと、そこの英語話せる方!この人にメニュー紹介してあげて!今自分でたべて美味しかったやつを教えてあげればいいから。」

 

通訳したお客さん「煮込みうどんが食べたいって言ってます・・・」

 

マジかと思いました。

帰ろうとしているお客さんを引きとめて通訳させたんです。強烈すぎるおじさん店員。

そして通訳してくれた日本人のお客さんにこう言いました。

 

「あなたも食べログにちゃんと書いて評価するだよ!」

 

なんなんでしょうか。商売はなりふりかまわずやることはとても大切ですが、何かが違っているように感じたんです。

 

この店はもうないとおもい、サッとうどんを食べて席を立ちました。するとおじさん店員こういいました。

 

「うどんおいしかったでしょ?うどんにはこだわってるからおいしいんだよ!」

 

これを聞かれて何て答えれば良かったのでしょうか。

声を絞り出すように、「そ、そうですね。」としか言えませんでした。

 

飲食店ではうまいかどうかは自分から聞くもんじゃないと思うのです。

 

メディアや本を頼りにくる観光客相手の商売なのでこれくらいでもいいのかも知れませんが、近隣をバカにしない方がいいんじゃないかと本気で思いました。

 

店名を書くと完全にディスりになるのでそこは個人的に聞いてください。